ストリートビュー散歩55-3 ポーランドで何とか見つける。まだ探索中……

前回、前々回からのつづきです。

ストリートビュー散歩55-1 それはハンガリーの電柱から始まった
ストリートビュー散歩55-2 そして電柱には鳥の巣があった

いままでのストリートビュー散歩シリーズの記事はこちらから。
ストリートビュー散歩 索引ページ(記事一覧) (地域別一覧)
(記事の埋め込み地図・写真は記事を書いた当時・もしくは表記のチェック時のものです。Googleのデータ差し替えなどによって別の場所が表示されることがあります。ご了承ください)

(チェック日:2023/12/5)

ポーランド広し

ストリートビューの私の楽しみ方としてね。
「すぐに目的地に行かない・直接ソレだけを見ない」って言うのがあるんですよ。

なんでもそうなんですけど「答えを知って、その答えを確認しに行く」だけだと、いろんなものを見落としそうな気がするのです。

だから周りの情報から固めていきます。地図の場合は、そうだな……せっかく地図には地名が書いてあるんだから、出来るだけ地図を見て、そこから「ここかな?」と見つけ出して、違う・そうだった・ここかも・こっちかも……ってやりながら探したい。これも訓練ですよ。

でもポーランド広かった。

「夏のポーランド湖水地方の田舎」というキーワードがある。こすいちほう……湖があるところなんだろう……ワルシャワとかとは離れた場所だろう……
といくつか検討を付けて、湖のそばなどを見てみるけど……ない。


電柱はハンガリーと似ているね

ポーランドに来てまず気づいたのは、ハンガリーと電柱のかたちが似ている・同じということ。いくつか寄り添ってる感じも似てる。スロバキア、オーストリア、ルーマニアでは見かけなかったけどポーランドにこのタイプがあったとは。ほかの国でも電柱に気を付けてみてみよう。

建物はなんとなく、ポーランドのほうがパッと見て面白いものが多いかな。(個人的な趣味でですよ)

湖のほとりはリゾート地というか観光地になっていて、どこもきれいだ。電柱があるということは、どちらかというと住宅地を見て見ないといけない。電柱があっても、周りの建物が高いとたぶんそこには巣を作らないだろう。どこよりも高い場所に電柱と土台がある場合に作るような気がしている。見晴らしとか安全とかそういう理由なのかもしれない。煙突に作ることもあるらしいけど、それはさすがにストリートビューでは見つけにくそうだからあきらめる。電柱に集中する。


なかなか見つからない

うぅ……「木々も家々の煙突も電柱も、あらゆる高い場所がコウノトリの巣だらけになる。」んじゃないのか……もうポーランドに行って、湖の近くの田舎の住宅街なら入れ食いだと思ったのになかなかない……

あきらめてヒントを得るために「ポーランド シュバシコウ」で検索する。

湖水地方の中でも東の東、田舎のほう……という記述を見つける。もう「ポーランドの湖水地方」がどこを指しているのかも検索してしまう。私は頑張った。こんなにポーランドに湖があると思わなかった。多いんですよ湖が。海の近くから内陸までたくさんある!

シニャルドヴィ湖 – Wikipedia

はい、シニャルドヴィ湖周辺、マズールィ県のあたりみたいです。
その辺の……湖近くの、住宅が見える場所を探りますよ。住宅がないところには電柱もない!ので巣もない!

いた!!!!!!

巣だけでなくシュバシコウもいた!!!
スッ……ってかんじで立っててカッコいい!

2012年7月の撮影とのことで、ちょうど繁殖期も中ごろかな。おわりかけかもしれない。

2羽いた!!!

こちらは2012年9月、9月になるころにはアフリカに帰っちゃうということなのでもう旅立った後の巣かな。


こんな感じで確かにあちこちに巣があった。

しかし電柱の本数が少なくて、結構見て回ってようやく見つける!って感じだったので、思ってたようなたくさんある感じではなかった。しかしまだ見つけられていないだけの可能性が高い……そもそもこの地方、ストリートビューが入るような道が少なくて、網羅してるわけでもないし、一つ一つの集落が小さめなので電柱も少ないんですよ。

近隣の町もいろいろ見てみたけど、やっぱり建物が密集しすぎると巣を作らないのか、土台がついてる電柱もないし……煙突に作ってるのかもしれない。それはわからないなあ。


ということでまだまだ見つけられていない気がしますけど、ここまでの所をまとめてみました。ハンガリーとポーランドであったということは、ほかの国でもこういうのがあるかもしれないですね。「ここにもあった!」ってのを見つけていこうと思いますよ。

ちなみに日本にもあったりするのですよ。兵庫県です。

兵庫県立コウノトリの郷公園
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/

 

ストリートビュー散歩55-1 それはハンガリーの電柱から始まった
ストリートビュー散歩55-2 そして電柱には鳥の巣があった

いままでのストリートビュー散歩シリーズの記事はこちらから。
ストリートビュー散歩 索引ページ(記事一覧) (地域別一覧)
(記事の埋め込み地図・写真は記事を書いた当時・もしくは表記のチェック時のものです。Googleのデータ差し替えなどによって別の場所が表示されることがあります。ご了承ください)

ストリートビュー散歩55-2 そして電柱には鳥の巣があった

いままでのストリートビュー散歩シリーズの記事はこちらから。
ストリートビュー散歩 索引ページ(記事一覧) (地域別一覧)
(記事の埋め込み地図・写真は記事を書いた当時・もしくは表記のチェック時のものです。Googleのデータ差し替えなどによって別の場所が表示されることがあります。ご了承ください)


(チェック日:2023/12/5)

前回の記事はこちら。

ストリートビュー散歩55-1 それはハンガリーの電柱から始まった

前回のつづきです。ハンガリーの電柱おもしろ~いと検索した私は、「ハンガリーの電柱にコウノトリが巣を作る」と知って、それをストリートビューで見たいと旅(?)に出たのであった……


簡単に見つかる

その情報を教えてくれたブログに寄れば、この辺に行ったときに見たと書いていたな……じゃあ近くのこの辺の住宅街はどうだろう? とうろうろしたところ、

あった!

たぶんこれだ!!

ええ~~~すごい、面白い!こんな風に鳥が……巣を……作って……

アーッ!! 鳥がいる巣もあるじゃないの~~~!!!!

3月から8月ぐらいは繁殖期で、アフリカからヨーロッパに渡ってくるんですって。ちょうどストリートビューが5月に走っていたので、鳥も見れた!というわけです。

なんで電柱の上に巣を作るかと言えば……

こんな感じで、土台になりそうな網が設置されている。

もうこれは「ココに巣をお作りなさいよ」ってことですよ……おおお……

コウノトリ歓迎されてるんだな……コウノトリ……と、コウノトリを検索してみましたところ、

コウノトリ – Wikipedia

コウノトリは東アジアにしかいない……!
総数2000羽~ぐらいで絶滅の危機……!
日本のコウノトリは絶滅している……!

ではヨーロッパの「コウノトリの巣」は……

シュバシコウ – Wikipedia

「シュバシコウ」の巣のようなのです!

そして、上記のwikipediaによれば、

特にポーランドは他を圧倒する世界最大の繁殖地で、2004年の調査で確認された全世界約23万のペアのうち約4分の1に当たる52500ペアがポーランド国内で繁殖、夏のポーランド湖水地方の田舎は木々も家々の煙突も電柱も、あらゆる高い場所がコウノトリの巣だらけになる。

とのこと。

ポーランド……ポーランドの高い場所がコウノトリの巣だらけになってるところを……見たいじゃないの!?

次回(55-3)へ続く!

ストリートビュー散歩55-3 ポーランドで何とか見つける。まだ探索中……

ストリートビュー散歩55-1 それはハンガリーの電柱から始まった

(ちょっと長くなりそうなので記事を分けようと思います)

珍しくヨーロッパをうろうろしている

ヨーロッパのストリートビューを見ていることが少ない私です。
いや、結構見てるけど、いまさら私が何かを見つけたような気持にならないというか……なんか何にも見つけられないことが多いんですよね。で、ここで紹介することもあまりないという。

いままでのストリートビュー散歩シリーズの記事はこちらから。
ストリートビュー散歩 索引ページ(記事一覧) (地域別一覧)
(記事の埋め込み地図・写真は記事を書いた当時・もしくは表記のチェック時のものです。Googleのデータ差し替えなどによって別の場所が表示されることがあります。ご了承ください)

SNSというかネットでフォローした方にハンガリー在住の方がいて、まあそれをきっかけに「ハンガリーってどういうところなのかな」とストリートビューを見てみたのです。普段もニュースなどで見かけた地名の場所を見てみたりとかしているので、そういう行動の一環です。


ハンガリーで気になったもの

ハンガリーで気になったもの……それは電柱です。

こういう、はしご状になった電柱が多いんですよ。
何本か寄り添ってたりすることもある。

もちろんおなじみのポールっぽいものも……ある……のですが、こういうコンクリート造りの電柱がいっぱい。

でも今回初めて「この電柱変わってるな?」と気づいたものの、ほかの国の電柱がどうだったかもよく覚えていません。もしかするとこっちがスタンダードかもしれない。

そう思って、ハンガリーと国境を接しているほかの国の電柱も見てみましたが、ちょっと見た限りでは国境を境にこういう電柱が見られない。(全部チェックしたわけではないですが……)ということはハンガリーという国の中に特有のものなのかも?と仮説を立てました。もしかすると同じ文化圏とか、インフラ整備のタイミングで実権を持ってた地域があったらそこと同じだとか、いろいろ考えたのですがそこはまだ調査中というか……ほんとうに言い切るなら調べることが多すぎて、とりあえずメモですよ。「ハンガリーの電柱、はしごみたいなかんじでおもしろい」この程度で。

あと、電柱に注目してストリートビュー歩いたのは初めてなのですが、まだまだ木の電柱の場所も多いんですね。日本はだいぶ少なくなったんじゃない?うちの実家のほうにもあるかどうか……木の電柱はスズメバチがくるから好きじゃないですよ。木の皮を剥いで巣を作るんですけど、なんか木の電柱がお気に入りみたいなんですよね。

そして、「ココは電線を地中化してるっぽいな」という場所も結構多いです。私は電線も好きなんですけど、電線無いとすっきりするのは間違いないですねえ。フィリピンのストリートビューなんか電線が見どころなんじゃないかってぐらいに私は思ってますけど……(Wikipediaの電柱の項も読みました。やっぱり地中化してる場所も多いんですね。 電柱 – Wikipedia

「ハンガリー 電柱」で検索する

次に、もしかしたらあたりまえのことなのかもな! と思って、google先生に聞いてみたのです。「ハンガリー 電柱」で検索、っと……

そしたら出てきた情報、「ハンガリーの電柱にはコウノトリが巣を作る」

!!??なにそれ見たい!!!

ほんとうにあるならストリートビューで見られるはずだ!!

次回(55-2)に続く!

ストリートビュー散歩55-2 そして電柱には鳥の巣があった