ストリートビュー散歩97 ボリビアの「列車の墓場」を見に行く

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ボリビアの「列車の墓場」を見に行く

けっこうボリビア好きなんですかね。なんとなくだけど、中南米の中でも他の国と「明らかに違う」感じを受けてるんですよ。何が違うかと言えばちょっと言葉にできないけど……ネパールみたいな山岳地帯の雰囲気もあるし、独自の文化や服装、生活を垣間見れる気がするんですよ。

今回はウユニにあった「列車の墓場」を見る。

私が勝手にそう呼んでるわけじゃなくて、GoogleMapsにそうやって書いてあったんですよ。ね。

きっかけは、「ウユニ塩湖をストリートビューで見られるなら見たい」ということです。

最後に張り付ける動画の中でもしゃべっているのですが、普段私は「観光地」に興味があまりないのですよ。いや興味なくはないですが、ストリートビューで観たりしない。ストリートビューで観たいのは今のところ観光地ではないんです。人が住んでる、生活している場所を見たいのです。

動画でその話をしてたら自分でもいままで考えがまとまってなかったことについてさらっとくちに出たのですが、つまりストリートビューで私が見たいと思うものは

「そこに当たり前にあるもの」

なんですよ。そう。そうだったんだ。日本に住んでる私から見たら、珍しくて変わってて、その土地ならではだなあ!って思えるけど、住んでる人からしたら当たり前にあるので「え、これ珍しいの?ここにしかないの?普通だよ?」となりそうな、暮らしの工夫や設備、施設、建物や商売の仕方、習慣を垣間見たいんですよ!!!

例えば日本だとよく見られるけど海外ではあんまりなさそうなもの……「自動販売機」は有名かな。日本人も自覚してるかも。他には「看板」これ意外と、そんなに多くないんですよね。あと電線・電柱。公衆電話ボックス。企業の名前の書いたベンチ。

海外に行くとあちこちにあるけど日本にないものもいっぱいありますよ。それらはこのページで少しずつ書いてるわけですけど。それを自分で見つけたい!

……で、列車の墓場。

観光地、博物館、見どころみたいなマークでmapに掲載されてたけど、本当に墓場ですよ!

無造作に、レールで運ばれてきた古い車両が置かれている。屋根もないから全部同じようにさびているし、柵もないからラクガキされ放題、砂に埋もれた車輪。どこをどう回ってみたらいいかもわからないのでたぶん自由に見て回っていいんだろう。

ウユニの駅には鉄道博物館もある。それは屋根もついてて、古い車両が見られるのは同じだけどこんな風に放置されている感じではない。

街のはずれに、ほおっておかれている列車たち。ウユニの町のストリートビューもないのに、まずここからGoogleが撮影したって言うのもなんか不思議だなあ。塩湖の方もあってもおかしくないのに、今のところないんですよね。

うろうろ散歩した動画があるよ

ストリートビューで見て回りながら感想をしゃべっている動画もあります。ぜひ見てみてね。

 

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ストリートビュー散歩65 日本・新宿大ガードで総武線ばっちり

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(2020/07/16)

毎日のようにストリートビュー散歩を更新している。

じつはこの勢いでいろんなものを見つけているのだけど、そのたびに記事書いてたらそればっかりになっちゃうなあ~と思って控えていたところもあるのだ。

でも、見つけたらその時に記事を書かないと、ちょっと時間がたつと「いまさらなあ」と自分の中で風化も起きるし、毎日「ほかの記事は無いのかよ~」と思うような読者の方もいないだろうから、どんどん書いちゃおうかなと思いまして。まあいまそう思ってるだけでまた考えが変わる可能性大ですが。


新宿の大ガード

なんか新宿の名所みたいな扱いをよく見るけど、いまいちぴんと来ないんですよね。良く通りがかる普通の道じゃないですか……とか……

ネットで文房具のお話をよくしている方が教えてくださった新宿をイメージした万年筆インクの商品紹介サイトを見に行ったんです。

キングダムノート×セーラー ボトルインク 「新宿5景」|キングダムノート
https://www.kingdomnote.com/html/shinjuku/index.html

新宿をイメージしたインクということで。

ご当地インクはいろいろあるけど、都会で「海」「山」などのイメージがない新宿。文化とかもあんまり色のイメージではないかな。花園神社とかなら赤いイメージがあったりする?新宿中央公園/新宿御苑の緑とか?

インクのラインナップは「副都心、横丁、大ガード、歌舞伎町、ゴールデン街」の5つ。どれも色のイメージねええ!!あと5つのうち3つが飲み屋街だな!副都心と大ガードはさらによくわからん。

で、「こういうイメージだったかな……?」と疑問に思いながらも、唯一「大ガード」は「確かに緑色をしてると言えばしてるな……」と思って、相手の方に「大ガードは緑でした」と見せようとストリートビューで見てみたのです。


大ガードにちょうど総武線が

そしたら大ガードにばっちり列車が写ってたんですよ! グー鉄だ!

すごーく、ばっちりですよ!PCのワイドな画面で見ると、端から端まで総武線がばっちりうつってる。高架だからきれいに見えるし、「新宿駅→」っていう案内板もいいかんじ。新海誠監督の映画でおなじみの場所ともいえるこの大ガード付近の写真ってのも、「新宿と言えば」で知ってる人が多いかもねえ。

色は……まあ緑と言えば緑ですが、工業製品的な緑だしやっぱ面積がちょっと少ないな。

下にもぐって見上げるとなかなかいいかんじに緑一面になるのは良いぞ。

いいですね。天井を見上げることができるのもストリートビューのいいところ。

この辺は歩いてる人も多いから立ち止まって上を見上げたりしにくいし、ちょっと怖くてさっさと通り抜けたいんですよねガード下。

なので、ネットで見られるからこそじっくり見られると言えるかもしれません。

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ストリートビュー散歩63 ドイツのトラム

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(2020/07/12)

ヨーロッパはトラム・路面電車が多い。

ちょっと街中を見ているとすぐトラムにであう。

ドイツでもトラムを追いかけていたらこんな風景に!

手前にも車両があるけど、奥にも三本見える!

ベルリン市電は世界でも最も古い路面電車網のひとつだって。

ベルリン市電 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%B8%82%E9%9B%BB 

路面電車のレールがあるところは、どこでも車両に出会うことができるから、本数も多そう。

青い車両、黄色い車両。

ただ、ドイツはいつも言っているとおり2007年~2008年の写真しかないんですよね。だからこれらも現地の人が見たら「古いな!」って思う写真かもしれません。

日本のストリートビューも、2008年ごろのものを見ると「古いな」って感じがしますもん……

その辺は詳しくはこちらで。

ストリートビュー散歩17 ドイツのストリートビュー……

ストリートビュー散歩番外編 予定地をチェックする

 


日本でも、京都の三条あたりを走っていた路面電車をむかーし見たことがあるんですよ。それが一番最初の路面電車との出会いだった。乗ったことがあると言えば同じ路線の京阪電車の大津を走ってる路線が初めてかな。

 

ストリートビュー散歩62 日本の列車風景・小海線

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(2020/07/09)

↑上の一覧のほかに、地域別にストリートビュー散歩の記事をさがせるページを作ったんですよ。

ストリートビュー散歩 地域別一覧

地域名をクリックすれば、地域別にまとめて記事をチェックできますよ。興味のある地域から見れると便利だよね~という、そして自分が「アレの話書いたっけな……」というのを見つけやすくする目的もあります。

で、「日本」のところなんですけど、何にもないんですよ。日本のストリートビューも結構見て回ってるけど、いまさら日本紹介してもね~、これ「おもしろ風景」とか紹介するものでもないし……ってわけで紹介していないのですが、こうやって見ると紹介してないのもなんだかなあと思いなおしまして。

日本の記事を書きます。


「グー鉄」流行中?

「タモリ倶楽部」で、グーグルストリートビューでグーゼン映り込んでた鉄道の風景を楽しもう!という「グー鉄」なる企画が2週間連続で放送されまして。

私も毎週だいたいタモリ倶楽部を見ているので、「オッ!」と思ったわけですよ。
私も鉄道を見かけると結構チェックして、保存している。記事にも書いている。でも見つけた数のわりに記事にしてるの少ないかな……

ストリートビュー散歩23 トルコの路面電車

ストリートビュー散歩39 インド・カルカ・シムラ・レイルウェイその1

日本のものもいくつかチェックしてるけど、記事にしていない。
そもそも日本の記事かいてないから……

タモリさんがストリートビューを「よく見てます!」とはっきりおっしゃってたのがちょっとうれしかった。ストリートビューの話したい。
あと「私はこうやって観てますよ!」っていうテクニックとかをしゃべりたい。大したことないけど……


ということで、まずは小海線

実家の町も走っている、長野と山梨を走る小海線。
小海線にはいろんな意味でお世話になりました。学校に通学するのにはもちろん、いまでも帰省する時は乗るし、育った土地を紹介する時にも便利です。

知り合いになった人が「どちらの出身ですか」と聞いてくる。
これは聞いてくる人はある程度日本の地理に詳しい人がほとんどだ。
相手が鉄道・旅行趣味があればもう完全に「何処と言われてもだいたいわかるぞ」という自信があるだろう。

「鉄道はお好きですか?」 いまのところだいたい「はい」だ。

「じゃあ小海線をご存知ですか?」 「ええ、JR最高地点のある路線ですね」
「その小海です」 「なるほど」

これで話が通じる!ある種の有名路線は場所の説明が楽ちん!

鉄道に詳しくない人には、「軽井沢と清里、両方に1時間で行けるぐらいの中間地点です」で大体場所がつうじる。あとは「長野の群馬・山梨・埼玉との県境付近です」とか。


小海線は本数が少ないから……

そんな思い入れのある小海線で、いい景色を見つけ出したい。

でもね~、山深いんですよねいい景色の場所は。

すっきり抜けた景色の場所を見つけても、線路が見えても、列車がいないとね。グー鉄にはならないのですよ。苦労しました。こんなに苦労して探すもんじゃないんですよストリートビューの景色は。日本の景色を見るのは個人的にあんまり楽しめない。都会ならいいけど、田舎の山道はずっと山だし……アフリカやオーストラリアの砂漠を走る、ロシアの林道を走るのとあんまり変わらないですよ。

ようやく見つけたのがこちら。

……まあ~~、列車と、高原らしい広い畑と、山と雲……それっぽいといえばそれっぽいが。レタスじゃなくてトウモロコシとピーマンかなにかの畑なのもちょっと惜しい。いいけど。トウモロコシもピーマンも好きだし。

あとこの道路の名前が「高原列車通り」なのもちょっとあざとい(失礼)よね!
それ用の道路じゃないか!

私が小海線で気に入ってるのは、信濃川上あたりの千曲川をまたいでいく陸橋のへんとかね……ただあの辺は近くにいい道路がないし、あっても列車がいなくちゃねえ。

小海から南、小淵沢までさんざん探してこの一か所ぐらいしかいいところが無かった。

小海より北の小諸方面は今度は景色がわりと普通だからなあ。


また別のいい景色を見つけたらご紹介します。

どちらかというとトラムが好きなんだよな。近づけるから迫力があって。

富山や福井、広島、滋賀あたりで路面電車を探そうかな?