2025年ベストバイに虫よけシート「サラテクト」を追加するぞ

藤村阿智の日記 ひぐらし BlackStrawberry_net

もう一つあった2025年ベストバイ。

何気なく棚を見たら残ってる「サラテクト」シートの袋が置いてあるのを見つけて、

「あーさすがにもう開けてからだいぶたったから、まだ残ってるけど捨てなくちゃな」とおもいつつ

「そういえばこれもすごく良かった気がする。今年のベストバイでは」と思い出したので追加で記事を書いてみる。

前回書いた記事もよろしくね。→ 2025年のベストバイ ……ってなんかあったかなあ???と思いつつも5選!

サラテクト(アース製薬)のシートタイプ、よかった

おでかけするならサラテクト | アース製薬
https://www.earth.jp/saratect/

◆買った理由

先日公開した旅の記事(note:2025年路上観察の旅)でも書きましたけど、初夏にシンガポールに行ったんですね。シンガポールは都会とは言え熱帯でとても暑い。さらに緑豊か。んで一応マラリアなど蚊の伝播する熱病にかかる可能性のある土地。

私はとても蚊に刺されやすく、東京で夏に散歩に出ると蚊に刺されないことがない。ほんとない。毎回。ずっと動いていれば何とか刺されないこともあるけど、信号待ちで立ち止まるとだめ。生け垣のそばに立ってスマホいじっちゃダメ。何なら、腕を振らないで歩きスマホみたいなことしてもすぐ手に蚊が乗って刺されてしまう。

ただ、なんか異様に蚊の毒に強くて、カーっと1時間ぐらいかゆくなってぷっくり膨らんだらすぐかゆみも腫れも収まって消えてしまう。不思議なぐらい回復が早い。でも一回の散歩で五か所刺されるのとかザラにあるので、とにかく「蚊に刺される機会が多い」んですよね。みんなそうなのかと思うと、家族と散歩してても私だけがそうなるのでやっぱ刺されやすいんだと思う。体温も高いし。酒も飲むし。あとまあいろいろ……

だから、虫よけはいつも探している。あんまり効いたことはないんだけど、マラリアにかかるのは困りすぎる。蚊の毒に強いよりも刺される回数が多ければそれだけマラリア原虫に出会う機会も多いということになるので、よけたい。蚊をよけたい。長袖と長スカートと長靴下は装備するけど、虫よけもしたい。

◆「サラテクト(シートタイプ)」がいいところ

スプレーじゃないところ。

飛行機に乗って旅に行くとき、スプレー持ってくの嫌じゃないですか。だから、クリームとかジェルとかそういうのがないかな……と探していた。そこで見つけたシートタイプ。顔ふきシートみたいな感じで使えるし、荷物に入れるときも「スプレー大丈夫かな?」とか考えなくてもいい。あとまんべんなく塗れそうなところもいい。

そして、効能にちゃんと「蚊」が入っているところ。

虫よけスプレーとか、ちゃんと効く虫の種類を確認しないと、蚊が入ってないことが結構ある。(蚊に効く虫よけは成分が強いので使いすぎ注意です)

「ユスリカ」なんてよけてもしょうがないというか、別にいてくれていいのよ。いっぱいいて目に入ってくると嫌だけど、嫌なぐらいで別にどうってことはない。私にとっては。それよりは確実に「蚊にきく」と書いてないと!

ちゃんと書いてあるのでぜひサイトをチェックしてみてください。「マダニ、サシバエ、トコジラミ、ヤマビル」にもきくらしい、すごくない?

サラテクト シート 20枚入 | 虫ケア用品(殺虫剤・防虫剤) | アース製薬 製品情報
https://www.earth.jp/products/saratect-sheet-20/index.html

◆実際つかってどうだったか?

実際に使ってみた。このシートを朝着替えるときに使って、足全体と腕、最後に首回りや耳の後ろあたりにも塗っておく。

シンガポールでは植物園をいくつか見たり、川のそば、海のそば、路地の生け垣、夜の道路とか草花と樹木が生い茂る場所をうろうろして、写真を撮ったりハトと戯れたり食べ物を食べたりトカゲを追いかけたりしました。

結果:一回も蚊に刺されずにすみました。

◆でも、サラテクトが効いたからかどうかはわかんない

絶対刺されたくなかったので、さらに長袖をまとって帽子をかぶり、足首まであるワンピースやスカートを着て、ハイソックスタイプのストッキングをはいていました。まあ東京ではこの格好でも刺されてるので、つまりほんとうに刺されなかったといっていいと思います。あと、東京でも散歩のときに忘れなかったらたまに使ってた。でもやっぱマラリアにかかることがないと思うと「かゆいだけか」という感じになってしまう(いろんな蚊が伝播する熱病がときどき日本でも流行るし日本脳炎とかもあるので刺されないに越したことはないのだが……)。

あと、シンガポールには蚊がいないという話もあるんですよね。

◆シンガポールに蚊がいないかもしんない

かなり徹底的に対策を行っていて、「庭に水がたまるような容器をおいて水をためておくと罰金」とかもあるらしいし、

ウイルスに感染して生殖機能を失ったオスの蚊を放すという撲滅作戦があったという話も読みました。

これはストリートビューで目撃したもので、「なんだろう?」と検索したら上記の撲滅作戦のことだった。

Wolbachia-Aedes Mosquito Suppression Strategy(ボルバキア・ネッタイシマカ抑制戦略)
https://www.nea.gov.sg/corporate-functions/resources/research/environmental_health_institute/wolbachia-aedes-mosquito-suppression-strategy 

ボルバキア – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%AD%E3%82%A2

上記の抑制戦略解説ページによれば、放出した地域では蚊の個体数を80%~90%削減できたとのこと。すごいな……

刺されるのは嫌だけど、撲滅とか絶滅ってなるとちょっと手放しで「そうしてほしい」とは言いにくい。でも実際世界で一番ニンゲンを死に至らしめているいきものは蚊だ(間接的とはいえ)、という話もあるし、病気でたくさんの人がなくなってる地域ではまさに死活問題でもある。

シンガポールでは植物園のもっさもさ植物が生えた場所で子供がキャミソールとキュロットだけで歩いてたり、お母さんもキャミワンピだったりして、あれでも蚊に刺されてないっぽいもんなあ……とドキドキしながら見たもんです。


◆来年も夏になったら買う予定。

2026年も継続して使ってみるぞ。