2025年に見た映画から3本紹介する。

藤村阿智の日記 ひぐらし BlackStrawberry_net

2025年はあんまりコンテンツに触れてこなかった。気がする。記録もそうなっている。

しかし、もしかすると触れるコンテンツや作品が変わったということかもしれない。漫画も含めて、「本」を読んだ冊数を私はタイトルと日付で記録しているが、webの記事やSNSで流れてくる漫画、各雑誌社のwebコミックサイトで読み切りを読んだり連載の最新作を読んだりするのは数えていないし、同人誌も数えていない、Youtubeで動画みても、podcastを聞いても数えていないがそれらを合わせるとなかなか膨大なコンテンツに触れているといえそうだ。

2025年、見た映画は8本である。

すくない。もう全部紹介しちゃえよ。そのうち劇場で見た映画は4本。あとの4本はアマプラで、そのうち2本は同じ作品で再視聴したもの。

……

とにかく3本紹介するんだ!この記事では!全部劇場で見た映画だ!

映画ドラえもん のび太の絵世界物語

『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公式サイト
https://doraeiga.com/2025/

2025年4月。

ドラえもん のび太の絵世界物語

「ドラえもん」の原作派なので映画は見に行ったり行かなかったりする。今年もどうしようかなと考えていたが、とある参加中のコミュニティで「ドラえもんの映画を見ました。初めてだったんですが、毎回こんなに面白いんですか……」というコメントをしている人がいて、それに感動したので見に行くことにした。

私は子どもたちや若い人がドラえもんを見ているのを知るととてもうれしい。街ですれ違う子どもがドラえもんの話をしていたり、劇場にたくさんの子どもたちがやってきたりしていると「ここからまだまだドラえもんが読まれて行くんだなあ」と感じることができる。そういうコンテンツはなかなかないと思う(アンパンマンやクレヨンしんちゃん、ポケットモンスターなどもそういうコンテンツだと思う。でもたくさんあるわけではないのだ)

そんな中、若い人だとは思うけど小さな子どもではない・映画を自分で選んで見る年齢と思われる人がドラえもんのアニメ映画新作を劇場に初めて見に行って、「面白い」と感じるというのはすごいことだと思った。

そりゃ~わたしも見に行かなくちゃね。

今後配信でも見られるようになると思うから、機会があったら是非みてみてほしい。

今回のお話は「絵の世界にのび太・ドラえもんたちが入っていき、その世界で人と出会い、冒険する」というもの。絵を描くということ、何かものを作るということがどういうことなのか語られ、作品にこめられた思いや良さってのはどういうところなのかなって考えることができると思う。

のび太が頼りになる、ジャイアンがいいやつ、みたいな「映画だとこうだよね」にもうひとつ加えたいのは「のび太のパパママがいい親」というところ。先日二回見返してしまった「月面探査記」でもママがよかったな。

 

「どうすればよかったか?」

映画『どうすればよかったか?』公式サイト
https://dosureba.com/

2025年1月。

1月、年明け一番に見た映画。もともと気になっていたところ、某氏の「見ておいた方がいい映画」という言葉に押されて見に行った。

とても重い内容なので、心に余裕のある時に見たほうがいいと思う。

家庭の中で起きた、現実とその現実から目をそらすこと、そのままにしてしまうこと。何がどこで間違っていて、何が必要で、何が不幸で何が幸せで、「どうすればよかったか?」その問が最後に残る。

パンフレットも買ってきて監督の言葉を読んだ。「この辺りは多分パンフレットやインタビューで触れられてるだろう」と思ったので買った。だから「こうすればよかったのでは?」と言いたくなったらパンフレットを見てみるといいと思う。

「ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン」

Music for black Pigeons

ジャズの演奏者のドキュメンタリー映画。音楽と、それを演奏する人々。

ハトの話ではないがやはり見たきっかけはこのポスターである。(もらってきたチラシは部屋に貼ってある)

Music for black Pigeons

ハトの映画ではないのだが…

このタイトルのフレーズがどういう意味なのか明かされるシーンはとてもよかった。そしてこれを主題に持ってくるのも実にいい。当たり前のことのようだが「音楽はひとが演奏しているんだな」と、改めて感じることができた。

音楽もいいので映画館で見ることができてよかった。登場するアーティストの解説が読みたくて買ったパンフレットの巻末には映画に登場したセリフの邦訳字幕が全部(!)掲載されていた。

 


残るもうひとつの「劇場で見た映画」は「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」であり、これはこの後に続くテレビアニメのとっかかりとしてとてもよかったし(劇場で先に見ておいてよかった)、2025年も映画をたのしく見ることができたなあと思う。

あとはコナンとか見たかったな。(野辺山も出てくるんでしょ?実家の方が舞台なのに見に行ってないんだよな)

2026年はドラえもん映画も新海底鬼岩城が良さそうなので見に行こうと思っている。楽しみ。