読んだ本を紹介する。ネタバレはなしにするけど何も情報が欲しくない人はまずまんがを読んでね。
ビバリウムで朝食を(道満晴明) 全4巻

(リンクはhontoの電子書籍販売ページへ)
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おすすめいただいたので読んだ。
「Achiさんにおすすめ」と名指しでおすすめいただいたし、そのヌシがSukekyoさんならもうそれは、読むでしょう。
たくさんまんがを読んでる方で、そのまんがの感想は私もよく読んでいるし、普段そんなおすすめの仕方しないひとだし、傑作だとおっしゃるし、そのうえで「Achiさんにおすすめ」ですよ。「なんかあるな」と。
まあ、なんかあるなって思っちゃったのもあって、ちょっと読む前から予想がついていたので最初の方は「なるほどやっぱりそうだよね」という感じで読んでいた。
導入はそんな感じで読んだけど、1巻の後半からぐんっと面白くなって、4巻全部読んだ感想は「よかったなあ。けっさくだ」である。
なんていうか……これを描いたのが道満晴明氏でよかったなあというか、ある種わたしにとっては素直に読めない内容だと思うんだけど、「道満晴明が描くならしかたない!おもしろいにきまってるし」という安心感というか……
そのうちどこかでこの内容に触れながらどういうところがよかったのか語る日も来るかもしれないけど、まだ完結したばかりで4巻も発売されたばかりなのでもう少しみんなが読むのを待ちたい。全4巻でとてもよいのでみんな読むといいので待ちたい。
「読むかもしれないけどもう少し情報が欲しい」という人向けには、ジャンルはSFで、小さくて大きな世界のお話だとでも言っておくか。
私がこの1年ほど、どういう風に描いていこうかなあとネタを練っているお話と少し描いてあるものがにているのだけど、全然違うお話でもあるのでほっとした。そして私もやっぱり描きたいなと思った。私の場合は全然煮詰められてなくて、矛盾や甘さや穴だらけかもしれないけど、それでも描いておきたいと思った。「ビバリウムで朝食を」もひとつの世界を描き上げている、私もそっと世界を並べたい。
sukekyoさんの感想は自分の感想を書いてから読もうと思ってたんだ。これから読もう。
ビバリウムで朝食を 道満晴明 秋田書店: ポトチャリコミック
http://sukekyo.seesaa.net/article/519241418.html
まずみんなはまんがを読んでみてね。


