ドラえもん2巻 全話感想

ドラえもん読み返し2022

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だらだらと、思いついたことや思い出などを書いていたらものすごく膨大になってきてしまった。でも、こんなことなかなかしないだろうからそれでいいや。長くなってもいいので思い出したこと思いついたこと、感じたこと全部メモっていく。

【てんとう虫コミックス2巻】

サブタイトル

テストにアンキパン

先日(2022年の話)とてもいい話を聞いた。日本語学習をされた方が、「ドラえもんといえばアンキパンのお話にとても思い入れがあります、教科書に載っていて、初めて日本語で読めたマンガだったから」とおっしゃっていた。

「いい話でうれしいです、”暗記”とか勉強にかかわる言葉が出てくるから選ばれてるんですかね?」って話してみたら「そうかも!」と話が弾みました。ドラえもんありがとう。なんか、こういう風にいつでも私の周りにあってくれて助けになってくれて楽しい話ができるんだよね。

さてさて、感想。

初期らしい、ドタバタして無茶苦茶なギャグも織り交ぜた楽しい話で好き。だいたい好きなんだけど。「このせん風機で……。学校をふきとばせば、テストがない。」っていう、この落語的な無茶苦茶な理論を言い始めるドラえもん好きなんだよなあ。「ここ面白いところだよ」っていう押しつけがなくて、あくまで本人は淡々と・突っ込み役ののび太の慌てっぷりに笑えちゃうところがいい。

アンキパンで覚える内容が計算問題なのが、大人になってから気になってる。国語と算数のテストがいっぺんにあるんだから、国語のほうに使ったほうがよさそう。私も漢字が苦手だったから、漢字を覚えるのに使いたいなあ。

「はなをかむとき、ちり紙がなくて……」でノート(教科書?)を破っちゃうのび太、結構上品だな。手鼻とかしないんだ(下品)。

調子に乗ってしっぺ返しにあうのはいつものことか。やっぱアンキパン使うのは嫌かもなあ。あと、覚えてることを「アンキパン」使って覚えなおして、トイレに流しちゃったら忘れちゃうのかな?

母の日の出来事だということも改めて読んで気づくなど。

ロボ子が愛してる

ピーナツをほおり投げて食べるのが得意なことが明かされる。地味な特技でとてもいい。「わたしもじょうだんのつもりだったのよ。でも、せっかく野比さんがきたんだから。」と友達を招集して「おじょうず。」と距離感のあるほめ方をする女子たち、さりげなく笑ってドラえもんにそのことを報告するのび太……

そして登場する、ロボットだとわかっててもなお魅力的なロボ子!

かわいいなあ、私、パー子とかU子さんとか、A先生の作だけど怪物くんの怪子ちゃんとかすごく好きなんですよね。ちからもちで強いけどどこか上品で、でもやっぱ荒っぽい感じの。

ジャイアンとスネ夫の「素敵な子と一緒にいるのがうらやましくて石を投げる」って行動がひどすぎて(笑)あぶなすぎる。

ドラえもんの女装回でもあるんだな。お化粧、カツラなどで女装する回ほかにもあるもんな。そういえばそれもギャグになってるわけだけど、あんまりそこで「変なの~!」と笑ったことはない気がするな。女装したドラえもんに慰められて(?)のび太はゾオ~っとしてるわけだけど、男の子のドラえもんが女装したからっていうよりはちょっと似合ってなくてちぐはぐなのも理由かもしれないしな。

怪談ランプ

「怪談ランプ」の最初に語られる、ママが教えてくれた「こわい話」これ子どもの時すごく印象的だったなあ。たぶんこどものころに、この場合の「こわい」がそういう意味だっていうジョークは知らなかったんだろうけど、方言かどうかという前に「たぶんこれこういう意味だ!」と理解して笑ってた気がする。

私はドラえもんで言葉と文字を覚えたので、全部の意味がわかるかわかんないか関係なく読んでいたから、「知らない意味だなあ」とわからなくなってしまったことはない。むしろ状況や絵から判断して、新しい言葉を知っていったかんじ。漢字の読み方も句読点の使い方もそうかも。

考えてみると、結局こういう怪談を話し合う百物語みたいな?遊びをやったことがないなあ。漫画とかではよく見るので、ほかの人はやってるのかな?

のび太の想像力がわりと発揮されるエピソードかもしれない。借りてきた、どこかで聞いたような話(再利用)……ってのはあるけど、のび太がほんとに怖がっているのがむしろ怪談を盛り上げてるというのがいい。あと、今聞いたばかりの話が本当に怖かったんだなあと思う。定番の話も実際に身に降りかかると怖そうだなっていうのもしみじみ面白い……

帰ってきたらドラえもんには「やってやったよ」と余裕の報告をするところも好き。こういうのび太の態度結構ある気がするけど、カッコつけたり見栄張ったりするの子どもらしくていいなあと思う。

ゆめふうりん

この……のび太の将来の夢……「ぼくは、だんぜん がき大将になる!!」

パパも「トホホホ」って泣くし、ドラえもんもすごい顔で「ええっ!」

そういえば、のび太って自分の部屋を持っててそこで寝たり起きたりしてるけど、布団は自分で敷いてるのかな。小学生でも自分の部屋を持ってたらそうか?私自分だけの部屋って子どものころはなかったからわからないな。

「ムユウボウ」とかもあるけど、「ゆめふうりん」もすごいなあ。そしてのび太は相手が目覚めていなければ割とやりたい放題やりたいんだなと(笑)

ドラえもんが「のび太くん」って呼んでるね……

そして最後のコマ、みんな学校へ行くところ?ランドセルじゃなくて通学カバンみたいなのを持ってる。夏休みの話なのかもな。ふうりんとか虫取りとか。

ぼくの生まれた日

初期のしみじみいい話。

両親にガンガン叱られるところから。2巻は何気に、パパとママが出てくる話が多いねえ。

生まれた日を見にタイムマシンに乗るドラえもんとのび太。
この51ページ2コマ目の、タイムマシンで行く二人の背中がいい。これ無くても成立するけど、挟まってることで時間を旅したなあっていう流れがわかりやすい気がする。

この回ののび助(パパ)すごく好きだなあ。一所懸命な感じがする。もうパパって感じだもんな。おばあちゃんは姿を現さないけど、のび太の誕生をすごく喜んでくれてることが描写されている。ママ側のお父さんお母さんは全編通してほとんど出てこない(まったくなくはない)けど、のび太が生まれた時点ではもういらっしゃらないのかな……そう考えると玉子さんも苦労してるのかもな。

改めて考えると、「のび太」って名前、なんとなく「太」で終わってるせいでもうのびない(もうのびおわっ)って感じがするような気がする……「のびる」とかのほうがよかったのかもしれない。弟がいたら「のび次」とかになってたのだろうか。

正直太郎

玉夫おじさん登場。ママのきょうだいの様子。のび太もドラえもんも人の恋愛話に興味津々のようだ。のび太はわりとませてるよね、しずちゃんとかは女の子で年相応にマセてる(?)けど、のび太はそこまでじゃなくても「好きな女の子」だの「結婚」だの考えてるところがちょっと面白い。

正直太郎は子どものころ読んで怖かった記憶がある。私は個人的に腹話術の人形が苦手で、2歳とか3歳?ぐらいのときにうちにも「ニコちゃん」というミツバチを模したパペットがいて、怖かった思い出がある。

あと、心の中をどんどん勝手につまびらかにしてしまうのがなあ。この「正直太郎」、自ら使うとしたらどういうシチュエーションなんだろうか。裏表がない人が「しゃべるのがめんどくさい」という時か、第三者が本音を聞き出す・しゃべらせるために使うシチュエーションしか思いつかない。漫画ではどちらかというと後者の使い方で、口下手でなかなか言えないことをいうきっかけにしている。

正直太郎があったら取り調べとかに便利そう。容疑者の手にはめさせる。「さあ、こいつをはめるんだ」「よしてくれよ刑事さん、そいつぁ”正直太郎”じゃないですか……正直太郎の拒否権がありますぜ」みたいなやり取りがあるんだろうか。無理やりひとにはめたら犯罪になりそう。

「やっ、そっくり! 親子じゃないかしら。」(62p)

これは大好きなセリフで……なんかとても好きで……たまにくちにだしていうぐらいのドラえもんの名台詞。というか心の声。

自分でもはっきり気づいていない気持ちを言葉にされるとなんか実感できるってこともあるかもしれないな。対人関係だけじゃなく、内省したり、自分との対話に使うのもいいかも。

玉夫おじさんの好きな人、むちゃくちゃ美人だよな~。ちょっと怒りっぽいけど、もうこの後は二人仲良くできそう。お互い話し合えばなんだかんだ気が合うんだろうな。玉夫おじさんは一所懸命でいい人っぽいけど、大好きなんだっていうから最高だよ……仲良くしてね……

しずちゃんのはごろも

2巻は名作ぞろいだなあ。(そんなこと、全巻で言うような気もする)

「これ、はごろも伝説をみんな知ってる前提で書かれてる感じだなあ」と思ったが、わたしも多分はごろも伝説を知る前に読んだと思う。あんまり問題ないのかもな。物語を知る順番ってそんなに関係ないのかも。たまにはっきり覚えているものもあるけど、だいたいは「元ネタとパロディ・オマージュとどっちを先に見たか思い出せない……」という状態になってる気がする。

「フワフワオビ」のふわふわした感じ、この道具は欲しい。空飛ぶ道具の中でも結構ほしいほうかもしれない。空飛ぶ道具にどんなものがあったか、一度集めて「ほしいランキング」考えてみようかな?

しかし「フワフワオビ」は風に弱いようだし、もしかしたら屋内用なのかもしれない。でも屋内用でもいいなあ。

しずちゃんが流れ着く山奥の村、なんだか時代がタイムスリップしたかのような田舎ですごい。のび太たちの暮らしっぷりから考えてもだいぶ時代がさかのぼっているような…… 薪を背負った男性、コメか何かを干している女性が赤ん坊のおむつに布を巻いて使うというこのシチュエーションがなかなかない感じ。

絵の描かれ方から見ると、初出からあとで書き加えられてるのかな?という箇所が結構多くて、でもそこがなかったと考えるとつながらないから、書き足しただけじゃなくてもう少し複雑なのかもな。そういうこと考えながら読んでも楽しめる。

うそつきかがみ

はいきたコレ名作&迷作のひとつよ。

表紙にかっこよく、スリムできりっとしてて頭身が上がったドラえもんが描かれているけど「はたしてこれはハンサム?美形?かっこいい?のか??」と思ってしまう感じ。

家の中でボウリングするなんて……ドラえもん……未来の世界にボウリングないのかもしれないな……っていうかドラえもん指がないので、ボウリング難しい。そのせいであらぬ方向に投げちゃったのかもしれない。鏡を割って、ガラスに挟まるほどに。

ボウリング事件のすぐ後に出てくる、世界一の美人のママがこの回一番の美形のような気がする。

うそつきかがみは変なことを言っておかしな見た目になるように誘導してくるけど、どういう目的の道具なんだろう。たまに出てくる「役に立たない、ジョークグッズ、バラエティグッズみたいな道具」すごい好きなんだよなあ。未来の人々の余裕とか、楽しみとかちょっと伝わってくる感じ。

たとえば、「うそつきかがみにどれだけ抗えるか?大会」を開催するとか、「嘘つきかがみと一緒に作った容姿がどれほど人にウケるか大会」を開催するとか……

ルックスを気にしすぎることへの風刺になってる気もする。「こうするとひどい顔・見た目になる」という内容も、書かれた時代のことを考えるとチョイスが悪くなくてすごいなと思う。表情とか、乱れた髪型とか、だらしなさ、変顔などを指定してくるところ。

これを読むと、結局「いい評価をしてくれる人が一番わかってる・見る目があると信じたいものなのかもなあ……」とも思う。周りの評価が低くても「あいつは見る目がない」と切り捨てれば「自分は素晴らしい」と信じられちゃうのかな、と。

タイムふろしき

いきなり1ページ目の最初の6コマが最高。壊れたテレビの表現。

そういえば、昔のテレビってこういう感じに壊れてたけど、液晶テレビになってからこういう壊れ方しないですね。というか壊れた液晶テレビを今のところ見たことがない。今のより機能がいいもの、大きいものなどに買い替えていて、「壊れたから」という理由ではないというか……

そしてママの名台詞「ここんとこをやく60度の角度でなぐるのがこつよ。」

不調なせんたく機を全自動のせんたく機に買い替えたがっているママ。いまのはなんなんだろう。この時期だと二槽洗濯機なのかな?一槽しか見えないけど。まさか絞り機(脱水ローラー)が別でついてるタイプ?

お父さんの「新しいカメラ」がいちばん緊急性がなさそう。あたらしい洗濯機買ってほしいなあ、ママが大変じゃん。 でも、パパがカメラで記録しておかなければ家族の思い出が残せないとか……それも問題だ。難しい。

「くず~~いおはらい。」ってよく口に出してた気がするけど(私が)、ここが元ネタだったのか……気にしたことなかった。

ジャイアンは剛田雑貨店の手伝いをよくやらされているけど、時代を感じるなあ。いま現在、こういう手伝いをやらされる子どもっているのかな。そもそも個人経営の日用雑貨の店が減ってそうだもんな。

途中、町の人々がタイムふろしきの犠牲に?なってるけど、みんなこの後もとに戻ったのかな。フサフサのひとも若返っちゃって良いような悪いような……藤子F先生ッぽい人の車も直してあげてほしい。

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投稿者: AchiFujimura

Blackstrawberry.net管理人藤村阿智の日記と言うか雑記的なページ