【漫画の感想】月曜日の友達1巻、2巻(完結)

「月曜日の友達」全2巻をようやくよんだ。

だいぶ前に1巻を買ってあって、ずっと積んであったのを読んで、そのあと2巻も買って読んだのだ。

中学生になって、周りが小学生の時と違ってどんどん大人っぽくなっていくことに、ひとり「このままではいられないのだろうか」と感じていた女子・水谷が、ひょんなことから「超能力の鍵」ではないかと同級生の男子・月野に目を付けられ、二人は月曜日の夜、学校にこっそり忍び込んで「超能力の訓練」をするようになる。

ただの「超能力の相方」であった二人だけど、少しずつ距離は近づいて行って、心を許し合い、かけがえのないものになっていく。

2巻からは新しい関係性も加わって、二人は二人ではなくなっていく危機もある。
でもまだまだ二人の関係は深まっていく。自分の気持ちにも気づいていく。


年齢的なものもあって、恋愛未満・でも友達以上、家族でもないという不思議な関係が深まっていく様子が描かれている。

とにかく世界が美しいですね。私も好きなんですが、夜というのはなんと輝いているのでしょう。夜は、人と人は見つめ合っていいのかもしれない。灯りを消して、ひとから隠れて、他に見えるものは無いことにすればいい。


1巻がなんだかすごかったので、もしかするとすごく「初めて見る」漫画なのかもしれないととても期待した。でもラストはそこまで期待を超えてこなかった、でも予想通り美しく終わった。語りつくされることがない二人の関係は、このあとどのように未来を選び取っていくのかは、まだ来ていない未来なのだから、読者にも登場人物にもわからないんだろうな。

それでいいのだ。

2019/05/02 5月の目標

4月の目標は、前に書いたとおり全然達成できなかった。

考えて紙に書いた目標のうち一つも達成できなかった!!

近くまでは行ったものもあるけれど、越えられなかった……


ということで、(自分への)怒りに燃えて、カッとなって5月の目標を立てた。
4月より厳しい目標を……!!!

4月に達成できなかったというのに。さらにそれを上回るような目標を立ててしまった。これを達成しようと思ったら、だらだらしている場合ではない。常に目標達成に向かって動くぐらいのスピードでないとまた達成できない。

でもま~、なんというか、自分にもう少し厳しくしていろいろやって行かないとねえ。甘えたまま5年以上とか過ぎちゃってるんで。ひどい。

がんばろう。

2019/05/01 令和元年

令和になった!ということで、買っておいた令和かまぼこをつまみに日本酒飲んでいました。

かまぼこは癖が無くておいしいので日本酒のつまみに合うな……

醤油で食べたけど、塩でもいいかもしれない。

日本酒のつまみにはすぐ塩を使いたくなってしまう。

2019/04/30 令和を前に、平成に、昭和天皇の漫画を読んでいる

ちょうど最近こちらを読み始めたんですよ。まだ既刊全部読んでないですけど。

昭和天皇物語

昭和天皇物語2

ぜんぜん知らないもんなあ。平成になってから天皇陛下のことはテレビで見てて「こういうお方か」みたいな印象はあるけど、昭和天皇のことは子ども過ぎて「なんかえらいひとらしい」っていうイメージしかなかった。あとはやっぱり第二次世界大戦の知識とか? あと亡くなった時の世間の雰囲気からちょっと怖いイメージというか。不可侵な印象があったわけですよ。

「昭和天皇物語」はいまだから描けた漫画という感じだけど、これを読んでいると「天皇陛下の周りにはたくさんのいいひとがいるもんなんだな」と思ってしまう。いい人・変えていこうと努力してる人ばっかりだな?

平成→令和 の改元にまつわるいろいろも、考えてみると「天皇にかかわるいろいろなことを時代に合わせて変えていきたい」という、未来や子孫に向けた変革を少しずつ行っているということのように感じてきた。


まあすべてうのみにしているわけではないので、純粋に「こうだったんだ~」って思うわけではないけど、でも嘘を書いているわけでもないだろうということで。

私としては昭和天皇はウミウシの研究をしていたということでなんかすごく親しみを感じる。ウミウシ好きなんで。


しかし、一応歴史をちょこちょこ知っていると、ネタバレ(笑)というか「この人のちのあの人じゃね……?」っていうのがわかることがあって、うーん、今後の展開を楽しみに待ちたい。せっかくだから漫画で読んでからエピソードの詳細を調べてみようかな。

 

2019/04/30 4月の結果

平成も終わって令和の時代になりますよ……

なんだか不思議な気持ちですね。
昭和が長かったのも、平成っていう時代の感じ方に関わってきているかもしれません。


私は昭和生まれで、平成になった時も覚えているっていう世代ですので、平成になったら「うわ~平成か、最近だな」という、平成以後の出来事が急に新しく・相対的に昭和が古く感じるという経験をしているわけですよ。

さらに新世紀になるのも経験してるでしょ。

あ~そう考えると、同じような間隔で「前時代が古くなってしまう」っていう経験をしてるんだな。


昭和は長かった。親も昭和生まれ、私も昭和生まれ。

しかも、たぶんおじいちゃんおばあちゃん世代の「時代が変わった」体験は、第二次世界大戦の終戦だと思うのですけど、私の場合は親世代もそれをしらない。戦後の生まれです。そうすると、戦後の世界は「昭和」の間続いてたんだと思うんですよ。個人の中には学生時代・就職とか結婚とかいろいろイベントごとに世界が区切られていくってのがあるでしょうが、みんなで一斉に何かを「変える」というのは、元号の変わるとき、世紀が変わるときっていうのがおおきいと思うんですよね。共通してるわけですから。

だから「続いていた」昭和が終わって、平成になってから、そしてそれ以降はすごく不思議な気持ちだったんですよ。「平成」というのは「最近・現在」の出来事で、「過去」に「昭和」がある、って感じ。

昭和の人間にとっては、昔のことだな~と思ってても「平成の出来事」だと知れば「あ、平成の話だった?最近じゃん」ってなるし、平成生まれにとっても「生まれる前の話」だったとしても平成だと「過去の時代である昭和と違って、平成の話ならわりと最近・自分と同じ現在なんだな」って気持ちになるんだと思いますよ。


いままだ実感ないけど、これから「令和からはじまったコレはまだ最近のもので、平成からあるものに比べたらあたらしい」ってなりますよ。平成の時代に亡くなった人のことは「そっか平成のころにはもういなかったんだ、そう考えるとだいぶまえだな」ってなるし。たぶん。

元号なんてなんか普段は考えてないし、私も自分に起きたイベントが西暦何年だったかは覚えていても、元号ではわからないことが多い。だけどやっぱりどこか意識の中では「その時代」というのを感じているんだなあと。改めて思います。