2019/10/2 消費税が10%になった

昨日から消費税が10%になりましたね。

消費税のない世界から来た人間(?)なもので、ずーんとおもい気持ちになってしまいます。この辺の感覚は違いそう。生まれてから物心ついて自分で「買い物」のことを考えられたときに消費税が発生して、加算されるようになった思い出があるか、物心ついた時にはすでに消費税は当たり前で、それが増えたのだっていう感覚か。

子どもの頃はショックでしたね。物価も安かったから、自動販売機は100円が普通でそれ以外にはほとんどなかったと思うのですが(飲料はまだペットボトルも普及しきっていなかった気がする)、それが110円になった。でも消費税と同時じゃなくてちょっと経ってからだったかな?私も計算できるようになってて、えー3円増えるんじゃないんだ、なんで10円ふえるんだろう。まあ自動販売機が1円玉に対応できないんだろうな~、って考えた記憶がある。


10%かあ。数字が大きくなったのもあるけど、計算しやすいことでより実感するというか。

お年玉でこどもが10000円もらったとするじゃないですか。それをお買い物につかったら税込10000円まで使える。つまりすでに税金として910円ほど取られることがわかっている。ということだよなあと。10000円もらっても9090円なんですよ商品に使えるのは……まあだから10000円使えるってのはそうなんだけど、あんまり意識しすぎるとちょっとしょんぼりするよね。


自分の消費意欲はだいぶ凹んでいます。

たとえば、なにか買い物をしようとして「ちょっと今買うのはやめておこうかなあ」と思った商品が、後にみたら値上がりしていて「なんであの時買っておかなかったのか」と思うこと……あるじゃないですか。これからちょっとの間はほとんどの商品について、「今買うぐらいだったら数日前に買っておけば2%安かったのにな」と思うわけですよ。

食品は8%据え置きだし、キャッシュレス還元ポイントもらえたりするところは活用して、2%なんか目じゃないような値引きをされているような商品については買おうと思います。

昨日(1日)は、みなさん前日までに欲しいものを買ってしまったのか、商店街がいつもより閑散としていたような気がします。人はいるし歩いてるんだけど、お店の中に店員さん以外の人があんまりいないというか……


キャッシュレス還元ポイントは難しいですね。「単純に、キャッシュレスで払ったら還元されるんでしょ?」と思ってわかったつもりになってたのですが、店ごとに還元の方法が違うみたいだね。こりゃややこしい。

私が昨日行ったスーパーは、専用端末がそのうち設置されるから、1か月後ぐらいにキャッシュレス決済につかったカードを持って端末を操作して受け取ってくれと書いてあった。受け取らない人頻出しそう。

キャッシュレスだけでもいままで知らなかった人にはとっつきにくいのに、さらに還元方法もそれぞれ違うってすごいな。


税率が変わって、軽減税率もあるということで、対応する電卓もいろいろ出ていますよ。

カシオ CASIO 12桁 軽減税率電卓 税計算 デスクタイプ DF-TK20 セット

なぜか現時点ではノリが?おまけで着いてくるみたいです、(amazonでの購入)
なぜノリかよくわかんないですが。

異なる税率でもそれぞれで計算した後に合算できるという すぐれもの。メモリー機能を使うよりわかりやすそう。

こういう機能特価電卓がすぐに出るところは日本のすごいところだなと。日本以外にも、中国などもけっこう動きが速いから、なにか必要があればすぐに出るかも?

ほかの国はあんまり機能に特化した、特殊な用途の文具・事務用品ってそんなに無いような気がしている。そもそも自国で計算機企画して作るメーカーがある国ってどれぐらいあるんだろう。

2018/6/26 ネットが怖いわけではない

ネットで有名な方が殺人の被害にあってしまい、
「ネットは怖い」という話に持っていく人も多くいる。

一部の冷静な人、とくに亡くなった方のことを以前から知っていた人などは、リスクはありつつもネットが悪いんじゃないし、もちろん亡くなった方が悪かったせいで殺されたのではないと言っている。

まあ、誰かが犯罪の被害者になると、被害者になってない人々は必ず

「何かそこに理由があったのではないか」

「殺されていない私と違ったから殺されたんじゃないか」

と理由を探してしまう。

前から何度かここ(旧日記ページ)でも書いたけど、もしも被害者になんの非もなくて、理不尽に突然被害にあったのだとしたら、自分も例外ではないということになり、それが怖くて「私とあの人は違う」理由を探してしまうのだろう、と思っている。「○○だったから殺された=それをしなければ、それをしていない私は大丈夫」と安心したくなるのだろう。

 

ネットで恨まれるようなことをした、ネットで有名人だった、ネットで本名や活動名を明かして「リアル」に出てきた、というのはころされる理由にならない。

 

会社の社長だって、どの会社にいてどういう名前でどういう顔で、というのを公表しながら仕事をしているだろう。小さめの会社だったら社長に会うのだって容易だし、もし恨みを持ったり、なにか有名人を傷つけようと思ったらできてしまう。でも社長が顔を出さない・名前を出さない・会社の所在地を公表しないってのは無理な話。個人商店でも、いつもその人がそこにいるというのは危ないこともあるかもしれない。でも所在を明かしたり、人前に出たりすることが「危機管理のないこと」だとは思えない。

 

つまり、ネットだからどうだとかじゃなくて、リスクは変わらないよと言う話です。

もちろんリスクを減らすのはいいと思うけど。行動する本人が考える事であって、「ネットは危ないからやめろ、ネットの顔のままリアルに出てくるな」というのは飛躍しすぎだと思うのです。