2018/7/6 しっとりしたたべもの

先月末から体調を崩してて……

まだしゃべるとケホケホしちゃうのでおとなしくしているのですが、だんだん快方に向かっているかな。

しかし喉と言うのは、しゃべるにも食べるにも呼吸するにも使うんだなということを痛めるたびに実感する。「この動作も……つらいのか……」と普段何気ない動作に輪郭が与えられるというか。

薬の副作用だと思うのですが、くちのなかがいま乾いています。湿らせるためにも、喉のためにも飲み物を飲んだりしていますが、食べ物食べるのが大変ですね。

普段は年のわりに唾液の分泌が元気な方なのか、周りの人に比べて乾いたものを平気で食べるタチです。せんべいとか。粉っぽいものとか。シリアルだって牛乳などかけずに食べるタイプ。ソースもあんまりつかわない。

でも、いまはくちの中が乾いていて、そうすると食べにくいたべものが結構ある。みんなこんな感じなんだろうなあ?さらに年を取ったらどうなっていくのか。怖いぞ。

それでおばあちゃんたちの集会では飴や和菓子、漬物などが人気なんだろうか。

あとはきっとゼリーや寒天がいいぞ。果物とかか。だんだんわかってきた。


そして、元気な時に「しっとりしてる」と思っていた物のしっとりしていないことにびっくりしたりする。

以前同じように喉を傷めてた時、やっぱり飲み込みにくいので乾いた食べ物を避けていたんだけど、「これならしっとりしているだろう」と思っておやつに買ったパウンドケーキがすごく食べにくくてびっくりした思い出がある。

これしっとりしてるわけじゃないんだな……って。

今回はご飯もだめ。汁物ないとむつかしい。全体的に食べ物にとろみをつけてほしい。そういえば介護用の食事はとろみがついてるんでしたっけ。


こういうのは経験して初めてわかったりするから、なんか「こういうたべものが食べにくいからこっちがいい」っていう要望などは、わがままを言っているとかじゃなくて切実に「こっちはすごく大変」ってことがあるんだろうなと。耳を傾けたほうがいい話なんだなと思いました……

私も今のうちにしっとり食べ物を模索しておきます。