2023年12月5日 ストリートビュー散歩の記事10本【 #藤村阿智自作紹介まつり 】

2023年12月、自作紹介まつり!

12月は毎日、自分の作品から1ジャンルにつきおススメの10作を紹介するよ。
どんな作品があるかぜひチェックしてね。

これまで紹介した作品の記事はこちら!#藤村阿智自作紹介まつり まとめ

ストリートビュー散歩の記事10本

ストリートビュー散歩」という、Google ストリートビューで散歩して見つけたものを調べて紹介する企画を続けています。最近見つける速度に記事を書く速度が全然追いついていないというか、やっぱどんどん書かなくちゃだめですね。寝かしてもいいことない。

今日はその中でもお気に入りやぜひ読んで欲しい!という記事を紹介します。


【1】ハンガリーで電柱の上にある鳥の巣を探す

ストリートビュー散歩55-1 それはハンガリーの電柱から始まった
ストリートビュー散歩55-2 そして電柱には鳥の巣があった
ストリートビュー散歩55-3 ポーランドで何とか見つける。まだ探索中……

3記事に分けるほど興奮しながらたくさんストリートビューを紹介した記事。

「ハンガリーの電柱変わってるな~」って調べてみたら、電柱の上に巣を作るという鳥の話をみて、「そんなところにあるならストリートビューで見つけられるのでは?」と探してみたよって話。確かに鳥の巣があったし、巣を作りやすいようにニンゲン側でサポートしてる様子も。すげー。めっちゃよくない?


【2】ケニアで洗濯物に圧倒される

ストリートビュー散歩13 ケニアの洗濯物

ケニアのナイロビのストリートビュー、住宅街を歩いていたら洗濯物を干しているさまがすごいことにビックリ!久しぶりの晴れの日なのか!?ってぐらい、本当にすべてのベランダに洗濯物がたくさん。10階建てとかの建物のベランダにいっぱい干された洗濯物……見て欲しい……


【3】砂漠はGoogleカーもラクダになる

ストリートビュー散歩11 アラブのラクダはグーグルカー?

砂漠。砂漠にもストリートビューは走っているのだ。ただし、カメラを乗せているのは車ではなくラクダ!

どうしてラクダに乗ってることが分かったのかって……?それはちゃんと埋め込みリンクでラクダだとわかる一コマを表示しているので記事をご覧くださいませ?


【4】世界の住宅の建物を見るのが好き

ストリートビュー散歩64 建物シリーズ1(ケニア、フィリピン、台湾)

名建築!と名高い建築ではなくて、プラっと歩いてるときに見かける「オッ!」という建物が好き。特に、住んでる人が好きなように増築してたりオーナーの趣味がよくわかるような変わった建物とか装飾があると嬉しくなっちゃう。

こういうのをじっくりじろじろ見ても怒られないのがストリートビュー散歩のいいところですね。


【5】ブラジルのゴミ箱は高い場所にある。

ストリートビュー散歩81 ブラジルのゴミ箱

高い場所というか、カゴが高くしてある。これブコメつけてくださった人のコメント見たらちょっと誤解して伝わってる感じがあったんですが、ここに直接ゴミを入れるんじゃなくて自治体のごみ回収のための袋を出すカゴだと思うんですよ。各家の前にあるの。


【6】ナイジェリアの路上で売ってた食べ物を調べる。

ストリートビュー散歩106 ナイジェリアの路上で売ってるものについて調べる

たべものっぽいよねー、魚っぽいよねー、なんだろう?と調べてみて解説ページを見つけるまでの話。こういう検索を地道にやっています。最近できてない。もっとやらなくちゃなー。あと忘れてることが多いからもう一回じぶんで書いた記事読んで「へー」ってしなきゃね。


【7】ケニアのストリートビューで見られる大きな鳥たちを調べてみる。

ストリートビュー散歩108 ケニアの大きな鳥を調べてみる

ストリートビューで大型の生き物が見られると嬉しい。ハンガリーのシュバシコウもそうだし、アフリカで見かけるウシもそう。国立公園とかだと象も見られるけど、自然保護してるところで撮影したサファリツアーで見られる生き物なんてのはそんなに興奮しない。だってねえ……自然の中だし……

私が見てうれしいのは、ストリートビューで街中を見ていてみられる大きないきもの。道のそばに、家のそばに、人のそばにこんな野生動物がいるなんて!?っていうね。実際はハトですら「身近だな!」って興奮する私ですからね。

ケニアの鳥も見て見て欲しい。多分想像しているよりでかいよ。


【8】ブルガリアの住宅地で見る「死亡広告」

ストリートビュー散歩102 ブルガリアの街じゅうにある死亡広告

これも調べてビックリしたシリーズ。びっくりしたし知らなかったけど、当たり前のようにその土地に行けばあるというのは一番好きな、知りたいこと。生活に根付いた、日本や私の周りではやってないことを知るのは本当に楽しい。


【9】その時、その場所をGoogleカーが通ったから見られるもの。

ストリートビュー散歩86 ケニアのモンバサ・ロードで出会った商売人たちと空にかかる虹

道路で果敢に通りがかる車へ寄って行って果物や水を売るひとたち。

そして、偶然空にかかる虹。この時Googleカーが通ったから見つけることができたもの。


【10】ボリビアで犬を100匹探す。1時間で100匹見つけられる。

ストリートビュー散歩75 ボリビアの犬を100匹以上探す旅【動画あり】

この記事というか企画をとっても楽しんでくれた人が何人もいらっしゃって、いつも「あれよかった」って言ってもらえるのでうれしみ。

犬がいるんですよ、ボリビア。パッと降り立ったところにいる。しかも犬種が様々な気がして面白い。みんな自由。


新作もお楽しみに! 明日も更新するのでぜひ次もみてみてね。

ストリートビュー散歩111 ドイツのストリートビューが再始動!

いままでのストリートビュー散歩シリーズの記事はこちらから。
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(記事の埋め込み地図・写真は記事を書いた当時・もしくは表記のチェック時のものです。Googleのデータ差し替えなどによって別の場所が表示されることがあります。ご了承ください)

YouTube新チャンネル作りました!

ハトと模様のいんたーねっつラジオ
ハトと模様のいんたーねっつラジオ

記念すべき?第一回は、ハトことわたくしの大好きなストリートビューについて模様ことフジイさんに聞いてもらうという内容になりましたので是非是非見てみてください。普段は一人で淡々と?しゃべっていますが、人に話すとわりと興奮するものですね……

 動画で話した「ドイツのストリートビュー」

ドイツのストリートビューについてはここでも何度か記事を書いています。

ストリートビュー散歩17 ドイツのストリートビュー……

ストリートビュー散歩79 【動画付き】ドイツのことと、動画

どちらでも「ドイツのストリートビューは全然更新されない」「ドイツのストリートビューはやたらとぼかしがかかっている」という話をしているのですが、その更新されないでおなじみのドイツのストリートビューが更新されたんですよ!!!!

動画でも興奮してしゃべってるけど!!

ぜひ動画を見てみてください!!


で、動画のほうではスクショではなくイラストで「こんな感じに他の地域よりたくさんのぼかしがかかっているんですよ~ドイツって」という内容を解説しているのですが、埋め込みだったら紹介できるのでこちらで「動画で言及したぼかしとはこれだ!」を紹介しようと思います。

(文章は記事を書いた2023/9/21時点の画像について書いていますが、今後Googleストリートビューの更新により文章と合わない画像にさし変わる可能性が高いです)

生垣というか庭にぼかしがかかっているところ。

なんというか……こまかい消され方してるでしょ……

……というかんじで、動画で紹介した場所を埋め込んでいこうかと思ったんですけど

もう変わっちゃってる!

早い!!!!

もうストリートビューが更新されて、動画で撮った時にしゃべった内容と全然違う状態になってるんですよ。もう一回申し立てがあったってこと?マメだな?すごいな?

動画で「なんでこれこんな風に消されてるんだろうな?」と言ってた場所は

こんな感じに……

もう一件、あとから見つけた場所もその時見たのとは違うんですよ……

これ……

両方「2023年8月17日時点ではこうじゃなかったぞ」 という状態になっている。すごい。(しかし解説しづらい、困ったな)

どんどん変わっていきますねストリートビュー。目が離せないぞ。

冒頭で紹介した新チャンネルではインターネットの話をする予定なのでぜひチャンネル登録お願いしますね! ストリートビューのことで話してほしいことなどリクエストありましたら動画にコメントください。オススメの場所なども教えていただけるとハト(わたし)が大変喜びます。

ハトと模様のいんたーねっつラジオ

ではまた次回!

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ストリートビュー散歩110 石垣島で実際に見たものを見てみる。【石垣島その1】

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石垣島に行ってきた。

沖縄は母の実家でもあるので、本島には子どものころからちょくちょく行っているがほかの島にはほとんど行ったことがない。

ぐーんと足をのばして、石垣島に初めて行ってきました

普段はストリートビューでの旅行・散歩が多いわたし。前もってストリートビューで見た気になるものを、実際に行ってみてみるっていうのはどうか?と考えました。でもまず最初に「実際に行って初めて見たものを、帰ってきてからストリートビューで確認」した話から書きます!

その植物を見つけて……大変興奮した

レンタカーをかりて、家族の運転で石垣島のあちこちをめぐる。最終的にはかなり広範囲を移動できたと思います。でも、信号も少ないし、車を寄せたり止めたりする場所があまりないので「あっ、あれは……」と思っても時速数十キロの速さで通り過ぎるばかり。ストリートビューみたいにじっくり見られない。

なかなかこの速さだと面白いもの見つけられないなあ。

と考えていたところ……

アッ!!!!!あれは!!あの植物は!!!

遠目にもわかる、ものすごい存在感。あれはアフリカ・南米のストリートビューでおなじみの、リュウゼツラン系の植物の花では!!!????

ストリートビュー散歩82 アフリカ・ケニアの道沿いで見つけて興奮した植物

実際に見に行った

車をできるだけ近くに止めてもらって、見かけた場所へ急ぐ。

アオノリュウゼツランの花

ウワーーーーーッッ!!!完全にそうだ!!!

初めて見た!!植物園でも結構開花報告があるので、そういうところに行けば見られるかな?とは思ってたけど、完全に行き当たりばったりで道端にあるものを見つけられた興奮。

アオノリュウゼツラン

写真が……ぜんぜん上手に撮れてないんですけど……この日は雨が降っていて、傘を差しながら、しかも歩道とかがない車道の角にありまして、交通量は多くないとはいえあまり長時間いられなかったんですよ。

数メートルある大きな花の上のほうを撮るにはカメラを上に向けなければいけないのですが、雨が結構降っててあまり長時間向けるとレンズが濡れちゃう。うう。

存在感あるアオノリュウゼツラン

見て~この存在感。

わたしは海外のストリートビューでこの花を目ざとく見つけるたびに「ああっ、すごい、一度見てみたいなあ」と思ってたわけですよ。それが急ににょきっと。見つけられないわけがないのです。でも石垣島にあるとは思っていなかったので、まさか、まさかでした。

で、これは何だ?

(画像の代替テキストには書いてるのでもうなんだかわかっているわけですが……)

アフリカで見るこういう花を咲かせる植物は「サイザルアサ」。麻ではないけど「サイザル麻」が採れる植物で、カゴを作る原料にしたりしますね。もともとは南米原産のリュウゼツランの仲間です。

リュウゼツランは南米・メキシコなどでテキーラの原料になりますね。酒だったりカゴだったりいろいろ。

しかし、これの葉っぱ……サイザルにしてはちょっと肉厚だな。リュウゼツラン系なのか?と思いました。

アオノリュウゼツランの葉っぱ

大きい。並んで一緒に写真撮ってくればよかったな。

周りにもこんな感じで複数生えていました。

花が咲いていたのは一株だけ。

花は数十年に一度、その株の一生に一度だけ咲く

このリュウゼツラン系の花はその圧倒的な見た目もすごいのですが、咲く頻度もすごいのです。リュウゼツランの数十年~100年以上とも言われる長い一生の中で、最後に一回だけこの花をぐんぐん伸ばして咲かせた後は枯れてしまうようなのです。だからこの写真の花をつけた株は、もう少しして花を終わらせたら枯れてしまうのでしょう。

珍しい植物という事でもないので、この瞬間に花を咲かせている株はあちこちにあるんでしょうけど、やっぱりなんだかその意味と存在は大きいなあ。

本土では、リュウゼツランが花を咲かせるとニュースになったりします。

「アオノリュウゼツラン」という種類らしい

沖縄、石垣島に生えているのは「アオノリュウゼツラン」という種類なんだそうだ。方言ではアロエと同じ名前で呼ばれているという情報もあった。

外来種として定着してしまって景観に問題も生じているらしい。私としてはむちゃくちゃ興奮しちゃうし、この存在感のある長生きの植物と共存して大事にできたらな~と思うんだけど。結構昔からあるみたいだし。

資料もいろいろあるからぜひこれらのページもチェックしてみてね。

アオノリュウゼツラン – ガジ丸が想う沖縄
https://blog.goo.ne.jp/gajimaru18/e/9619fc6dcf848c43c4826baa2681aaea

沖縄県外来種対策行動計画に基づく外来植物の適正利用方針
https://www.pref.okinawa.jp/site/kankyo/shizen/hogo/documents/02_gairaisyokubutu.pdf

ストリートビューでこの場所を見てみよう

あるね!

2019年は、たぶん道に葉っぱが飛び出しすぎたのかカットされた状態ですね。

上で貼った写真と同じような角度から。

あれー2019年はだいぶすっきりしているなあ。こんなに海が見えたんだ。

もう一度さっきの写真をご覧ください。

存在感あるアオノリュウゼツラン電線が一番「変わってないもの」かもなあ。

他にも見つけたものを紹介する記事書きますね。おたのしみに。

 

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ストリートビュー散歩109 京都の懐かしい場所がとうとう……

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懐かしい場所が見られるストリートビュー

むかしよく行った場所とか住んでた場所など、「またあの辺に行きたいなあ」と考えることは結構ある。

実際に、住んでた寮やマンションはなんどか「現在の様子」を見に行っている。昔とほぼ変わらずそこに存在しているので、見に行くたびに「まだあった……!」とほっとしつつもびっくりしている。

特に私が入っていた寮はどちらかというとひどい作りの寮だったため、いまでもそこに住まわされている人がいると思うとなんだか泣けてくる。しかもあれから時がたって経年劣化も進んでいるだろうし……むしろ改装したりしてきれいになっているのかも?いや……なさそうだな……

直接足を運ばなくてもある程度見に行けるのがストリートビューのいいところ。

昨夜はネットに思い出を書き込みつつ、「そういえばむかーし行ったカラオケ屋が、ずっと残っているんだよなあ。商業的にすごくいい場所だから潰されてきれいなビルに建て替わってもおかしくないのに……」と、その場所の現在を見に行くと……

無くなってた。

ですよね~~~!!!でもさびしいな!なんだかいつまでもあそこにあるような気がしていた。

ストリートビューのタイムマシンで見てみると、2019年まではそこにあったようだ。

これこれ。こんなに大きいカラオケ屋さんが京都駅の八条口、それも真ん前にドーンとあったんですよ。

さらにさかのぼると、2010年はこの姿だった。

ああ……私が行ったことあるのこっちです……ここに学生のころ、友達と一緒に何度か行きました。学校の週イチぐらいで通ったキャンパスが京都駅に近い場所にあったので、講義が終わったら「カラオケ行こうか!」ってここに向かう。むしろここ以外にはこの辺にカラオケボックスがなかったかもしれない。

当時の友人たちと一緒にカラオケボックスで歌ってる写真も数枚あるが、もしかしたらここで撮影したのかもな。わざわざ四条とかに行った記憶がない。

自分が週のほとんどを通ってたキャンパスがあるのは出町柳だけど、あの辺にカラオケあったんだっけな? やっぱり京都駅前にみんなが集まった時に行っていたのかもしれない。週に一度の特別感もあって。

住んでた寮の近くのカラオケ屋にも、寮の仲間で行ったはずだが……あれはどのお店だったかな。思い出せない。そちらはもう完全にないかもしれない。

わたしがひとりカラオケのために一番通ったカラオケももうないが、その話はまたこんど。そこは週に数回、トータルで数百時間行ってるはず……

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ストリートビュー散歩108 ケニアの大きな鳥を調べてみる

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ケニアのストリートビューを見る

これ自体はいつものこと。ケニアはストリートビューで見られる範囲もどんどん広がっていて、さらにナイロビあたりは2周目も来ていて、前回のストリートビューから変化がみられる個所もあって見どころ満載なのです。みてもみても飽きない……

今回はナイロビからちょっと東に行ったところにある集落のストリートビューについて。

ナイロビを見たことによって結構ケニアのことを知れたような気になっていたけど、新しくみられる地域が増えるとまた全然違う景色が広がっていてびっくりします。

ヤドリギか?鳥の巣か?

大きな樹に、ぐしゃっとした枝の塊。鳥の巣だったり、ヤドリギだったりするけれど、これはたぶん鳥の巣だなと思った。ヤドリギとなんとなく雰囲気が違うんですよねえ。で、鳥の巣ならぜひその鳥も見たいぞ。前にハンガリーやポーランドで見たコウノトリの巣のように……→ストリートビュー散歩55-1 それはハンガリーの電柱から始まった  巣の大きさからみてもなかなか大きな鳥が使う巣のような気もする。

鳥だ!大きいぞ!

やっぱり大きな鳥だった!これはなかなかの迫力。ケニアの幹線道路沿いの、川の近くの樹にたくさんいた。

ここは検問所らしくて車をストップさせてなかなか物々しい雰囲気……そして大きな鳥もいるとなったらなんか物語が始まりそうですね……この先へ行っていいのだろうか。

川沿いにもいっぱいいる。群れの営巣地になってるっぽい。

日本でも、上野動物園の不忍池に鵜の群れが営巣しててなかなかの迫力なんですよ。

不忍池の鵜
不忍池の鵜のヒナ

これは2022年の6月に撮影した写真。鵜も大きな鳥なのでなかなか迫力あるんですよねえ~。

この鳥は何かな?

かなりはっきり見える。

街灯に乗っかってくれてるおかげで全身が見られる! 最高!(さらに鳥の部分を拡大してみることもできますよ!)

パッと見た感じはコウノトリにも似ているけど、ハゲタカやハゲワシみたいな頭をしている。のどのところから袋のようにぶら下がっているものも気になる。

ここまで人の近くに普通にいる鳥なら、たぶん苦労しなくてもすぐ見つかりそう。「kenya bird」で検索したら……

こちらですね。

アフリカハゲコウ

アフリカ全域(主にサブサハラ)、何処にでも見られて人が住んでいるところにもよくいる鳥。とのこと。

「アフリカって動物がいると思ってるだろ? あれは自然公園の近くとかで、人間が住んでるところではあんまり見ないから……」っていうのはよく聞く話ですが、それでもいるところにはいる。日本だって海外から見たら「そんなのが身近にいるの!?」っていう動物が人の近くに住んでいるわけですが、アフリカハゲコウが身近だっていうのも「すごいなあ」って感じますね。

こういう、屍肉を食べる系の大きな鳥はサバンナにいる風景しか頭に浮かんでこない。まさか人が住んでいる街のそばにもいて、普通に群れが子育てしている近くを車が走っていくなんて思ってもいなかった。

サハラ砂漠以南のアフリカ全域に生息。水辺でも内陸でも活動し、人間の居住地域近辺(とくにゴミ捨て場)でもふつうに見られる。(wikipediaより)

ゴミ捨て場でゴミを食べてることが多いみたいだ。日本の都会で言うカラスみたいな存在になるのかな。なんだかすごいな。

人のそばにいる野生動物がむちゃくちゃ好き

 

わたしのストリートビューで見たいもののテーマは「その人たちがそこに住んでいるとき、当たり前にそこにあるもの」です。気候や条件、文化の違いで少しずつほかの土地とは違う「その土地ならではのもの」があるはず。住んでたらもう当たり前になりすぎて住人たちは気づかないような些細な違いを見つけるのが面白い。

たぶん、アフリカハゲコウを見慣れてる地域の人たちは「え?日本にはいないの?」って感じだろうし、日本人から見たら「スズメバチの巣とかあちこちにあるよね?ないの?」とか、「リスが公園にそんなにいるの?」「ハリネズミに困ってるの!?」とか……それぞれの地域でよく見かける動物や自然現象って違って、でもそれに気づかないんだろうなと想像できるのですよ。

ストリートビューで見られるもの=いちばん身近なもの!

ストリートビューで見られるぐらい、車の通れる道沿い・人が行ける場所にあるものはその土地で当たり前にあるものなんだろうな。「わざわざ探しに行かなくてもごろごろしている」ようなものがうつりこんでいる。それを自分で見つけるのが何よりも楽しい。

 

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