ストリートビュー散歩55-1 それはハンガリーの電柱から始まった

(ちょっと長くなりそうなので記事を分けようと思います)

珍しくヨーロッパをうろうろしている

ヨーロッパのストリートビューを見ていることが少ない私です。
いや、結構見てるけど、いまさら私が何かを見つけたような気持にならないというか……なんか何にも見つけられないことが多いんですよね。で、ここで紹介することもあまりないという。

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SNSというかネットでフォローした方にハンガリー在住の方がいて、まあそれをきっかけに「ハンガリーってどういうところなのかな」とストリートビューを見てみたのです。普段もニュースなどで見かけた地名の場所を見てみたりとかしているので、そういう行動の一環です。


ハンガリーで気になったもの

ハンガリーで気になったもの……それは電柱です。

こういう、はしご状になった電柱が多いんですよ。
何本か寄り添ってたりすることもある。

もちろんおなじみのポールっぽいものも……ある……のですが、こういうコンクリート造りの電柱がいっぱい。

でも今回初めて「この電柱変わってるな?」と気づいたものの、ほかの国の電柱がどうだったかもよく覚えていません。もしかするとこっちがスタンダードかもしれない。

そう思って、ハンガリーと国境を接しているほかの国の電柱も見てみましたが、ちょっと見た限りでは国境を境にこういう電柱が見られない。(全部チェックしたわけではないですが……)ということはハンガリーという国の中に特有のものなのかも?と仮説を立てました。もしかすると同じ文化圏とか、インフラ整備のタイミングで実権を持ってた地域があったらそこと同じだとか、いろいろ考えたのですがそこはまだ調査中というか……ほんとうに言い切るなら調べることが多すぎて、とりあえずメモですよ。「ハンガリーの電柱、はしごみたいなかんじでおもしろい」この程度で。

あと、電柱に注目してストリートビュー歩いたのは初めてなのですが、まだまだ木の電柱の場所も多いんですね。日本はだいぶ少なくなったんじゃない?うちの実家のほうにもあるかどうか……木の電柱はスズメバチがくるから好きじゃないですよ。木の皮を剥いで巣を作るんですけど、なんか木の電柱がお気に入りみたいなんですよね。

そして、「ココは電線を地中化してるっぽいな」という場所も結構多いです。私は電線も好きなんですけど、電線無いとすっきりするのは間違いないですねえ。フィリピンのストリートビューなんか電線が見どころなんじゃないかってぐらいに私は思ってますけど……(Wikipediaの電柱の項も読みました。やっぱり地中化してる場所も多いんですね。 電柱 – Wikipedia

「ハンガリー 電柱」で検索する

次に、もしかしたらあたりまえのことなのかもな! と思って、google先生に聞いてみたのです。「ハンガリー 電柱」で検索、っと……

そしたら出てきた情報、「ハンガリーの電柱にはコウノトリが巣を作る」

!!??なにそれ見たい!!!

ほんとうにあるならストリートビューで見られるはずだ!!

次回(55-2)に続く!

ストリートビュー散歩55-2 そして電柱には鳥の巣があった

ストリートビュー散歩54 ドバイの街路樹のデーツ?

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前回に引き続きドバイ。

デーツの食べ比べ・味のメモをしたい
最近デーツをもぐもぐしていまして、ナツメヤシのことが気になっています。

寒さには強くないみたいで日本では栽培されてない……のかな?街路樹や庭の木でヤシっぽいものはシュロとかソテツとからしい。

海外ではナツメヤシを街路樹にしているところもある。と読んだので、じゃあストリートビューで見られる場所にもナツメヤシがあるかな? デーツできるのかな?と気になっていたのですが、ドバイで見かけたこの街路樹……

実がなってる!ネットがかぶせてある!

ちょこちょここういう木を見かけるのです。
種類まではわからないけど、ヤシ的な植物に実がなって、それの保護か落下を防ぐためのネットをかぶせてあるって言うのが面白いなと。

ドバイの住宅街はすごくきれいで、建物も豪華なんですけど、生活感があんまりないんですよね。私が好きな場所というのが、それぞれの家に人が住んでて、工夫や好みが現れていて、暮らしてるな~という実感があるところなので、新しい住宅街や都市計画がきっちりしているところはあんまり見どころを見つけられないという贅沢なやつなのです。

アジアやアフリカと違って洗濯物も外に干したりしなそうだし。

しかし、街路樹のところどころにある果実と保護ネット……人の営みを感じるぞ。

この道路、こんな感じでほんとに人がいないし車も走ってないし、家のかたちはみんな同じだしで、「おなじだなあ」という感想になっちゃうんですよ。綺麗なんですけどね。(路地に入ると生活感も出てきてなかなかいいですよ)

しかし真ん中の街路樹、みんな実をつけていて、ネットをかぶせてあるんですよ……いい……

日本でもイチョウ並木に雌株がまざってたりして、ギンナンが落ちまくる ことありますよね。におうからあんまり歓迎されないけど、食べられる実がなる樹木が街路樹になってるってのはなんか面白いな~という気持ちになって、ちょっとワクワクします。

庭木でも、梅、柿やかんきつ類、ビワなどの実がなる植物を植えているところはその変化が楽しみで、散歩で通りがかるたびに気になってしまいます。

 

 

番外編:Google mapの変化

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ストリートビュー散歩、最近できてない。どこを見ても「いまどうしてるんだろ……」と思って気分が落ち込みそうだなって思って。

私の好きな、活気のある市場、人混み、にぎやかな場所、人が生きているなっていう生活の場はいま危険な場所になってしまっている。それが戦争でも内戦でも事故でも災害でもなく、病気だというのが信じられない。


Venovaという楽器を練習しているのだけど(最近は練習できるような場所に行かれず、放置したままになっている……)その楽器の使い方動画を探していて見つけた人はNewYorkに住んでいる日本人の人。現在NewYorkは大変なことになっているから、どうしているだろうとチャンネルを見てみると、家に閉じこもっているけど今のところ無事ですよというメッセージがあった。

動画の主も危機を感じているようで、今の状況は怖い、自分も最大限気を付けている……と言っていた。


私は普段、USAのストリートビューはほとんどみない。……いやちょこちょこ見てるかな?ロサンゼルス、サンノゼ、サンディエゴあたり。西海岸に偏っているな。つまり、ニューヨークの地図にあんまり興味がなかった。「都会でしょ」というイメージ。

今日、改めてニューヨークの地図を見る気になって、Googlemapで航空写真を見ていた。ストリートビューは、タイムズスクエアのあたりだけ少し見た。

じつはタイムズスクエアってなんだかよくわかんなくて、今のLive映像はネットで見たんだけど、普段がどういう風なのか知らないので、ほとんど人がいなくても「フーン」って感じだったんですよね。

でもタイムズスクエアにもたくさん人がいたんですね、普段通りなら。知らなかったんだよ……


USA、ニューヨークあたりの航空写真を眺めていると、気づくことがある。

「臨時休業」の文字の多さだ。ゴルフ場、博物館、劇場、ショッピングモールなどなどに「臨時休業」と書いてある。

タイムズスクエアの周辺を見ると、臨時休業のほかに、「テイクアウト可・宅配可」の文字もある。

ニューヨークはロックダウン中だったと思うので、どの飲食店ならご飯がテイクアウトできるか、配達してくれるかがわかるってことですね。

日本でも始まってるみたい。

COVID-19 の影響を受けている飲食店 – Google マイビジネス ヘルプ
https://support.google.com/business/answer/9805441?hl=ja

ネットの情報はこうやってリアルタイムで状況に対応できるところがいいですね。

早く世界が落ち着いて……私もまた「ココに行ってみたいなあ、行こうと思えば行けるのだから」という気持ちになれるように戻ってほしい。

それまでは過去の記事を……

また新しく記事もかきますよ。まるで世界はいままでと変わりのないように……

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ストリートビュー散歩53 【アラブ首長国連邦】ドバイの文房具屋さん

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いろいろ見つけてるんですけど記事を書かずに、ネタが貯まっていき、時間がたっちゃうとなんとなく「いまさらな~」って感じになって記事にしないので、もうガンガン書いていこうかなと思いますよ。(こういう決心をちょくちょくしてはまた忘れてあいだが空いちゃうのですが……)


今日はドバイの文房具店を見る

ストリートビューで文具店を結構みていますよ。海外の文房具店って興味あります。海外に行ったならば文具店にはぜひ行きたい。

国によっては「おおお日本の文房具が!!」って感じですが、まったく日本の文房具がなさそうなところもあったりして、「なにやってるんだ!ここにまだ日本の文房具が届いていないじゃないの!」と思うことも多いですよ。でもまあその辺は私のような素人にはわからない事情があるのかもしれない……例えば気候や、合わせて使うものの質の問題で日本の文房具が活躍しないとか。

「サトコとナダ」のユペチカさんのサウジ訪問記によれば、フリクションはサウジでは使えなかった(暑すぎて)とありましたからね。そういうこともあるでしょうよ。ドバイでも無理そうなイメージ、サウジと近いし海側だから標高が高いわけでもなさそうだし。

参考リンク:サウジアラビア女の子向け|ユペチカ|note
https://note.com/yupechika/n/ne79c84d55380


っていうか何も知らない私、ドバイって……「アラブ首長国連邦」の都市だと思ってたんだけど……ドバイ首長国……という国なんですね……

アラブ首長国連邦 – Wikipedia

知らなかった……まじで。でもよく考えたら「連邦」だもんなあ。そうか。いや~勉強になったぁ。ううう……


ドバイの文具店を見つけた

「ドバイ!」といって思い浮かぶ、高層建築がたくさん建っている場所や、海側のリゾートからはだいぶ離れて内陸の山のそばです。というかこのストリートビューでもわかる通り、後ろに急に山がありますよね……もうこの建物の後ろは山まで何もなさそうなんです。(ちなみにこの場所あたりの標高は360mぐらい)お店も大きいし、日本で言うと郊外型量販店!って感じ。

Dubai Library Distributors – Stationary for School, Office & Arts & Crafts
https://www.dubailibrary.com/ 

ちゃんとwebサイトもありますよ。タイトルの通り、学童文具から事務用品、画材まで幅広い扱いがあるようです!チェーン店みたい。

店内写真もGoogleMapで見られるけど、充実してるなあ。

イスラム教徒向けのアイテムがいろいろあるのがその土地ならではって感じがしますね。コーランを入れておく箱と、コーラン用書見台があるみたいですね。デザインがおしゃれ。

Islamic Accessories – Back To School 2019 – Dubai Library Distributors
https://www.dubailibrary.com/category//islamic-accessories


ウイルス対策で店内を除菌したり消毒して清潔にしていますよ……というアナウンスもTwitterであった。店内の動画も見られるので参考になるけど、すごいなあ。確かに動画で見られるとよりわかりやすいのですが、そういうお知らせが徹底している……

 

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ストリートビュー散歩52 イタリア・ローマの駐車場

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このサイトの「ストリートビュー散歩」、ちゃんと数を数えていないですけどアフリカが多めで、たぶんヨーロッパは少ないんですよ。

今のところそんなにヨーロッパに興味がないというか、うーん。興味がないってわけじゃない、わけじゃない、わけじゃない……けど後回しになっている。

はっきり理由がわかっているようで、ちゃんと説明できないのでなんとも言いにくいのですが……何というか何も見つけられないのですよヨーロッパで。私は。たぶんこれは興味が薄いせいだと思うんです、例えばウンカとかグンバイとかそういう小さな虫がいるんですけど、あちこちにいるけど見えてる人は少ないでしょ。興味がなくて存在を知らないからですよ。ウンカがいるグンバイがいると思って見れば見つけることができるのですが、知らないと見えないんですよね。

私はまだヨーロッパについてあまり知らなくて、「これは例のこれですよ」とか思えないし、凝り固まった欧州へのイメージみたいなものが「なんかどれを見ても多分みんなが知ってるもので、つまらないな」という気持ちにさせるというか……本当は知らないのですが知ってるつもりになっててそこになにもないような気になって、なにも見えてこないのですよ。きっとそのうち「これ!!おもしろい!!」っていうものが見えてくると信じて、今はそういうものを見つけやすい場所をぐるぐるしているところです。


前置きというか言い訳が長くなりました。

今回はイタリアの話。

イタリア……最近ニュースでいろいろ耳にしますね。日本も他の国のこと言えないけど、はやく世界が日常を取り戻しますように。イタリアもまた元気になってね。行ってみたい場所のひとつではあるのですよ。

イタリアの航空写真やストリートビューもちょこちょこ見ますよ。ヨーロッパにあんまり興味がなくて、ここで記事にしてなくても、見てはいる。見ても「アッ!」と見つけるものがないので記事に書くことができていないだけ。

そんな中、イタリア・ローマではちょっと「おおおお!?」という、「地図を見てて気づくこと」があるので今日はそれを紹介してみようと思います。

でもな~こんなことみんなにとっては当たり前なんだろうな。行ったことある人だったらみんな知ってるんだろうなあ。


 

私のイタリアのイメージこんな感じ。駐車場がない。いや、あるんだけど……

ローマの駐車場は道路にある

古い町だからだと思う。ちょっと広さのある道は駐車場になっている。
古い、歴史のある建物を壊して駐車場にするわけにいかないだろうから、新しく駐車スペースが作れないんだろうと想像する。

ここの真ん中みたいに、道の真ん中に三角の駐車スペースを作ってるところも多いんだけど、ここに車をとめるの勇気がいるなあ。周りは普通に道だから車が通るわけで、ぶつかったりしないんだろうか。

そもそもこんな道の狭いところに車はあまり入ってこない のかな?

違法な路駐というわけではなく、そこにはちゃんと駐車スペースの線が引かれているので、とめてもいいんだと思うのですよ。

郊外にいけばスペースも出てきて、駐車場も増えてくるんだけど、航空写真で見る限り「ぎっしり建物があって、道も狭そうだなあ」という場所にも車は入っていく様子。

周りを建物で囲まれた場所にぽっかりあいた中庭みたいな駐車場もあったり。

ローマは車がどこに止まっているかを航空写真で眺めるのが面白い。

パリなどの昔の建物がいっぱい残っている街も車をとめたり道を作ったりってのが難しいのか、その辺に注目するとおもしろいな~と思います。

日本でも京都とか街中は車とめるのむずかしいもんね。車が必要な仕事の人以外は自家用車で中心部に行かないほうがいいし、どこも古い街はそういうことになるのかもね。新しい住宅地だったら区画整理もできるかもしれないけど街の作りに歴史があるとそういうわけにもいかないし……


ストリートビューも一個ぐらい紹介しましょう、

トレビの泉!!です!!!

人が多い!!!!

ここは航空写真で見ても人がいっぱい見える。航空写真にはあまり動くものが写ってないので「ここにこんなに人がいっぱいいる!」と空からも見える場所ってのはなかなかないですよ。ストリートビューで見たら人多いなってところはあちこちあるけどね……。

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