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ねずみ

 最近、ブラックドウワに嫌われ者の「アレ」のことを書いてみたり、今度はネズミですってよ、 読んでくれる人が減ってしまうんじゃないかしら。

……と心配をしている今日この頃です。

 うちの実家はネズミ御殿でした。過去形なのは、なぜか最近出てこなくなったから。
ここ数年は、以前のような被害はないようです。

ネズミも、かわいい顔しているんですけどね。彼ら、まったく私達に好かれようとしてないんですよ。
猫もイヌも、キューンニャーンとすりよってくる可愛さがあるのに、ネズミはチュゥ〜と擦り寄ってくることはないです。

「ネズミの被害」
■食べ物をかじる。
これは非常に当たり前で、ショックではあるけどまぁしょうがないかとあきらめられる部類です。

■壁をかじる。
漫画かこれは!
って叫びたくなるような、定番の三角穴が壁にあきます。ふさいでもまたあきます。
そこを通り道にしているのをいいことに、毒を置いたりペッタンを置いたりします。
毒は、めったに食べることないし(そういうところは賢い)、ヘンなところで死んでしまうと困るのであまりつかいません。

■ランドセルをかじる
……たしかにね、給食の残りのパンなどが入ってたし、皮製だから食べられんことないでしょうけど、
凄く悲しい……
中身の算数ドリルや教科書もかじられていました。算数ドリルは、いっそもっとひどくかじってくれれば宿題がなくなるのに……(笑)
中途半端に歯型だけ残して、食べられないものだと気がついたようです。

■窮鼠じゃなくても襲い掛かってくる
別にピンチでもないのに、目があうと威嚇したりこっちに向かって逃げてきたりするんですよ。
しかも、案外15cmぐらいの大物も住んでいたので恐怖はさらに大きくなります。

■サボテンの新芽をかじる
私が名前もつけて可愛がっていたサボテンに新芽が出て喜んでいたのですが、その可愛いところを狙ってかじられました。
朝起きたら新芽のあったところにえぐったような歯型が……

■窮鼠だとついに噛み付いてくる
ペッタンにくっついて、もーどうしようもなくなったネズミに要注意。ちょっとはがれていたりすると噛み付こうとします。
うちのばーちゃんは足の指をかまれました。……怖い!病気になったらどうすんの。

■だからといって、いなくなるとダニが増える
又聞きで悪いんですが、ネズミがいなくなると、いままでネズミについてたダニが行き場を失って人間をかむんですって。
実際、いなくなる冬場になると母親が痒がっていました。私は何ともなかったので関係ないのかもしれませんが……


ちなみに退治方法ですが、ペッタンについたネズミをそのまま焼却炉で焼却します。
叫び声もなんだか悲痛だし(当たり前だよな……)、奇妙な臭いがします……。
漫画「動物のお医者さん」(佐々木倫子さん)では、ペッタンからはがして野に帰していたけど……
本来はああするものなのか?ペッタンの使用方法には、つかまえたあとの処理方法についても書いてあるの?
ペッタンのパッケージは、なんで象がとりもちに引っかかった絵になってるの?(それだけ強力ってことですか?)

謎が深まってまいりましたところで、今回はお開き。
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(C)AchiFujimura 2002