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バレンタインデーのビタ〜な思い出


バレンタインデーは、ホントに女の子のための女の子によるイベントって感じですよね。
男の子も、どきどきしたりするかもしれないけど、
この時期はチョコも買いにくくなるだろうし(笑)もらえなくてひがんだり、もらっちゃってこまったりするんだろうね。
私は元気で、男っぽいさばさばした性格だったので(いまもあんまり変わんないけど)
なぜか、女の子からもらうこともありました。(笑)
相手も、別に愛を告白してるんじゃなくて敬愛のしるしとか、おふざけとか、ついでとか深い意味がないので
女の子から女の子へのバレンタインプレゼントってのは結構良くあるものです。

それにくらべて、男の人にはなんと窮屈なイベントだろうか、、、
先にくれたもん勝ちって感じのイベントですよね。(笑)女の子が勝手に決めて渡すだけだもの。

私があげたりもしたんですが、義理人情とかおふざけ(友達に、笑いのネタとして)であげるのは簡単なんですが
本命にはほとんど!!!あげることが出来ておりません。
毎年、こっそり(中学生にしては)お金をかけて、がんばって用意するんですが
あげて…逃げて…(笑)で、明日、どういう顔してあうんだい?
同じクラスじゃ逃げられないし、彼の友達に知られていたりしたら、それももっと恥ずかしい!!
だいたい、私好きな人に嫌われていたので(かわいそう…)へたすりゃ、その場で地面にたたきつけられてたかも知れないです。
ひねくれているので、好きな人の前に出るとコントとかダンスとかやっちゃうんですよ…(中学生の頃は…)
で、うるせえやつっておもわれてたかも(笑)

逆に、高校のときはすごいたのしいイベントのひとつでした。
なんどもこのページで書いているんですが、私はバスケ部のマネージャーだったので
同じ学年の子みんなに、作ってあげよう!ともくろんだのです。
じつは、その部員の中に好きな人がいて…その人はすごいもてる人なので、私があげなくてもいろんな人から貰うんだろうけど
ぜひ!手作りを食べていただきたい!と考えたわけです。
自然に彼に手渡すため、ほかのみんなを(ある意味)巻き添えにさせていただいて、私の作戦は始まったわけです。

ところが、その好きな人は甘いものがちょっぴり苦手。
結構前にそのことを聞いていて、覚えていたんですが甘いものが苦手なのに、たくさん貰うんじゃ大変だなぁって思いました。
今回の手作り品はパウンドケーキ(チョコマーブル)だったんですが、
その端っこのほうにチョコがあんまり混じっていない部分を無理やり作りました。
そう、そこが彼に上げる分です。なんともうまく焼きあがって、そこだけチョコが少なく出来上がりました。
さっそく人数分に切り分けました。たしか、15人分。パウンドケーキは2本。
好きな彼のほかにも、たくさん食べるからちょっと大目、チョコが好きなアノ子はチョコの多いところ、と分けました。

まともに手渡すとみんなに茶化されるのはわかっていたので、先輩に「これが誰の分で、コレが誰の分」と言伝して
その日は帰ってしまいました。次の日が怖かったような記憶もあります。

次の日、みんなに部活で会いました。
なにかいわれるかなぁーと思ってたら、みんな素直に(?)「昨日はさんきゅ」って言ってくれたんです。
それだけですっごくうれしかったのに、さらに好きな人が
「あっちゃん、アリガト。俺が甘いの苦手なの、よく覚えてたねえ!俺の甘さ控えめにしてくれたんでしょ?すげえおいしかったよ」
だって!!!!
普通の人、気づかないよそんなこと。(多分)
そう思ったら、がんばってよかったぁってすごいうれしくって、うれしくって。


苦い思い出も、甘い思い出も、いろいろ残ってるバレンタインデーでした。

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