2018/5/18 新しい画材を試す

新しい画材を買ってきて、試す。

好きなんですよね。こう、自分の技術の問題じゃなくてうまく色が出せる、塗れる画材がまだどこかに隠れているんじゃないかと思っていて……

いや、ほんと、あるんですよ。「私って絵が下手だな」って思ってたのに、画材を変えると途端にいい味が出て来たり、画材の発色や色ノリに助けられたり。

単純に、質がよくて苦労しないってこともあります。「ほかの画材でこの表現するのに苦労してたしテクニックが必要だったけど、こっちの画材だとテクニックいらずできれいにあの表現が……!」みたいな。

そういうのは使ってみないとわからないところが、なんとも難しいところです。


ゆるゆりの結衣先輩描いてみた。
ゆるゆりの結衣先輩描いてみた。

これは、先日買ってきた、墨だけどほんのり色があって、水で伸ばせば渋い色合いがスッと出てくるというものですよ。この6色だけで塗ると、絵にまとまりが出るし、でもなかなか色の違いもあるし、何よりなかなか使いやすいところが良いです。「顔彩」を使ったことのある方はわかるかも。あんなかんじ。

スケッチブックがわりとにじみ止めされてるタイプの紙だったということと、水分調整がむつかしい水筆で描いちゃったことが、絵具の使いやすさを超えて無駄なテクニックやクセに耐えなくちゃいけない条件になってしまっていましたが……

この辺も合う紙と筆を見つければばっちりでしょう。

アナログの絵は、絵の具だけじゃなく、紙や筆などの基本装備も重要なところなんですよ……相性を見るにも組み合わせが無限すぎる気がしますよ。

値段のわりにたっぷり描けそうです、何描こうかな……

 


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工作・お絵かき いろんな画材で
描いてみたまとめ

2018/5/17 さぼってた&ハト掌編紙本届く

更新サボってた。

5月は上旬、6日までにッガアガガガガーっといろいろ詰め込んじゃったので、反動かやる気を失っていた。また頑張ります。


ところで、先日公開したハト本

「ここはハトの世界、ハトの国」という作品について、BCCKSというサービスを利用したので紙の本も買えるんですよ。

電子書籍ももらえちゃう。どっちがいいかな~と悩む隙を与えない、両方手に入るのが紙本プランです。

受注生産のため、届くのに時間がかかりますが、その間に内容は電子書籍をダウンロードすることで読めちゃいます。しかも電子書籍は写真がカラーです。紙本はモノクロです。

で、紙本が届きました。いいですね。新書版ですよ。

細かいレイアウトはできないので(電子書籍の作り方そのまんまでレイアウトされる・電子書籍自体はレイアウト可変なので、書籍になることを見越してレイアウトしてもあまり意味がない)大きな余白とか、改行などがありますが、それでもやっぱり質感がいいですね紙は。

BCCKSではこちらで購入できます。

ここはハトの世界、ハトの国 BCCKS

Amazonkindle版もありますよ。こちらは紙本はなし、電子書籍のみです。

 

2018/5/9 お金を払える最低レベルの作品

お金を払える最低レベルの作品って何だろうなあとしみじみ考えたり。

そんなことを考えたきっかけは、編集も校正も無く、著者がすごいスピードで書いた文章を電子書籍として販売するということについて「クオリティが、読者からお金をもらえるレベルに達していない」という指摘を見かけたこと。

自分が同人誌を作ったり電子書籍を作ったりしているもので。全く関係のない話だとも思えなかったんですよね。

私が作る本も、デザイナーもいなければ編集もおらず、内容の確認も、それどころか企画も執筆も私がやるわけじゃないですか。

もちろん毎回、読んでくれる人には楽しんでもらおう。せっかくだからなるべくいらん苦労をしなくても読みやすいように体裁を最低限整えよう。という心がけで作っているつもりです。

しかし、自分がお金を払って同人誌を買うとき、それが誰かの手によってきちんと監修を受けたものか、きれいにデザインされたものか、誤字脱字が少なく、破綻しない文章で書かれているかということは「お金を払う・払いたくない」とあまり関係が無いという気がしています。

何よりも買う理由は「その内容の本読みたい」「あなたの作品なら読みたい」って言うのが大きい。

無茶苦茶な文章だったり、思い込みだけで書いた文章でも、作者が「お金を払ったらみせます」といい、それを見たいと思ったのならお金を払う。

前情報で内容がヒドイと聞いて、みる気が無くなったならお金を払うまでいかない、つまり見ない。そんな感じでしょうか。

だから、私としては、個人的に「その内容・クオリティなら私は読まない、だからお金を払わないよ」というのはアリだと思うけど、「そんなクオリティで出すならお金を取るな・出すな」って言うのは言いすぎかなあと。もう何でも別に誰かが出そうと思ったもんはしょうがないよ、差別的だとか犯罪だとかでなければ。不快だと内容に抗議してもいい、けど出すなとはいえないんだよね、極端な話では。


電子書籍まわりの、お金を払う払わない、高い安い、クオリティがどうって言う話はなんか見覚えがあるな~と思ったら、ソフトウェアで一回そういうような話をしていないか?

フリーソフトで出すこと。シェアウェアにしてお金を取ること。サポートや動作のクオリティ、アップデートの有無。高額だけど高機能で安定した(と自称する)メーカーのパッケージソフト。

費用をかけたり、低予算でやったり、作り方もいろいろで出来上がりもいろいろ、その後のサポートもいろいろで値段もいろいろだけど、形のないソフトウェアというところでなんとなくもやもや感が残っちゃうんだろうね。


脱線するけど、昨日エクセルのダウンロード販売のレビューを見てたのね。

「とても便利です。しかし値段が高すぎる。」

というレビューがついてて、うーん、エクセルぐらい便利で普及してるソフトでも、15000円ほどが「高い」って言われちゃうんだな~と思った。

額としては15000円はまとまった金額だけど、何かと引き換えにする、それがエクセルというソフトウェアであると考えた時、そんなに高いとは思わないんだけどな、私はね。

2018/5/8 忙しかった

ゴールデンウィークは忙しかった。というか5月になってからバタバタ。

まいにちいろいろあって……たまに空いた時間は休んでいた。

疲れすぎて休み方がよくわかんなくなってたもんね昨日は。この疲れをとるための何かをしなくちゃいけないような気持になって、何をしたらいいんだ、と焦ってしまった。一番いいことは何もしないことなのだ……

ひとまずゴールデンウィーク中の3つのイベントは終了。このあとはコミケの当落までのんびりできるような、いや、それまでにやっておかなくちゃいけないいろいろがあるという気も……

当落が決まってから作り始めてたら遅いもんな~、夏コミ向け新刊。今からちょこちょこ進めておいた方がいい。と、まあ、毎年思っている。


とりあえず絵を描いてみたりしていた。最近あんまり描けてなくて。ちょっと前まで、描き始めてもなかなか最後まで描き終えられないことが多くて、やっぱり一気に描かなくちゃダメだなと思ったり。


昨日は久しぶりにストリートビューも見てみた。

やっぱり好きだな~、もっとあちこち……というか好きな場所をうろうろしたい。

散歩のようなもんだもんなストリートビューを移動するのは。

勝手に動いてほしいとは思わないんだけど、もう少しスムーズに動かせないかな。ゲームみたいな感覚でコントロールできるとか。今はちょっと重いし、クリック間違いとかで行きすぎたり行けなかったりってのが微妙にストレスで。

でも、先に書いたとおり勝手に動いてほしいとは思わない。映像じゃないんだからさ。散歩だよ。自分で進まなくちゃ散歩にならないんだよバーチャルでも。

車だって運転してるのと乗ってるだけなの違うでしょ。