2018/8/15 この頃

この頃。

夏コミも終了しまして、次は今週末のコミティアです。

スペースはT18b。夏コミ新刊と、コミティア初売りのハト本を売ろうと思ってます。


今日は終戦の日ということでね。

そんな日に目にしたのが「戦争を繰り返すなとかいうけど、じゃあどうしたらいいのかとか、そもそもなんで戦争が始まっちゃうのかとかよくわからない」という話。私もそれは思っていた……戦争の話となると、市民がどれだけ悲惨な思いをしたか、もうこんな思いはしたくないしさせたくない、だから戦争をしないでくれという話になるけど、どうしたらいいのかなと。

誰かが始めたもんでもないみたいで、だから誰かに「始めるな」って言えるものでもなく、みんなで「したくないね~」って気分を共有して「する空気じゃないな」ってのを作っていくぐらいしかないのかね。

そもそもどこからを戦争というのかもいまいち。まあ宣戦布告とか開戦宣言とかあるんだからそれ以降ということになるだろうけど、じゃあその前の日は戦争状態じゃなかったかと言えばいい切れないだろうし。


昨日も特攻隊の話をNHKでやっていて、確かに飛行機で自ら突っ込んでいった少年中心の兵隊さんはかわいそうだし悲劇なんだけど、そうならないためには何ができたのかなって。

「死にたくないので行きません」って言ったってねえ、周りの空気によってはその場で「つかえねえ、じゃあ死ね」ってなったかもしれないし、周りだって「おかしいよ」って意見して「なんだこいつ」とリンチを受けて死ぬぐらいだったら自分の命のためにくちをつぐんで言うとおりにして「自分が死にませんように」ってじわじわ命を伸ばすことしかできないかもしれないし。

だれかが必ずしななくちゃいけないなら、自分じゃなくてほかのだれかでありますようにと願ってしまうのが戦争なのかもね。そこで率先して「ほかのだれかじゃなくて自分が行く」となると早死にしてしまうだけだし……


どうすればいいか、のひとつの答えとして加川良さんの「教訓1」はいいかもしれない。

http://www.kasi-time.com/item-13538.html

(検索していたら詞は元になったものとして上野瞭さんの作品があるようだ)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E9%87%8E%E7%9E%AD

 

とにかく、お国にあなたのいのちをかけることはないから、バカにされてもいいから逃げて生きなさいという歌です。

目の前に突き付けられたら逃げる。最後の手段かもしれないけど覚えておきたいと思う。私はたぶん最後まで「何もしなくてもなんとかなるんじゃないかな?」って思っちゃうタイプだと思うけど……

 

投稿者: AchiFujimura

Blackstrawberry.net管理人藤村阿智の日記と言うか雑記的なページ